富士通ゼネラルが“着るエアコン”の受注予約を開始した。同社の直販サイトで12月5日から予約を受けつけている。
“着るエアコン”とは、首に装着することで頸部を冷やす「ウェアラブルエアコン」で、外部温度に対して最大マイナス20度の冷却能力を備えている。また、冷却だけでなく加熱機能も搭載しているので、冬場には暖房としても使用出来るのが特徴だ。価格は6万円(税別)と決して安価とはいえないが、早割は25%オフの4万5000円になるため、早くもオーダーが殺到しているとか。
同商品は作業現場向けとなっており、装着することで、1年中快適に作業ができるようになるという。充電時間は約2~3時間で、連続使用時間は約2~7時間。これまではレンタル限定だったが、今回の発表で、購入も可能になった。今のところ法人限定の販売だという。
「これまでにもペルチェ素子を使ったネッククーラーは数多く販売されていますが、ワークベストと組み合わせて暖房までカバーするのは、この商品が初めてではないでしょうか。富士通ゼネラルが生産しているという点も安心感に繋がるでしょうね。もう少し安価になれば、一般向けにも販売してほしいところです」(グッズライター)
近年、日本の気候は寒暖差が激しくなっており、特に現場で働く人にとって身体的負担は大きい。冷暖房完備のウェアラブルエアコンの販売は歓迎されているようだ。
(ケン高田)