「襟付きの柔道着」「忍者みたい」…大阪万博の「専用ユニフォーム」が酷評されるワケ

 2025年4月に開幕される「大阪・関西万博」の、日本館でスタッフが着用する「アテンダントユニフォーム」がお披露目され、注目を集めている。

「10月17日に発表されたのは、経済産業省が日本政府館で国内外から訪れる人々をおもてなしするアテンダントが着用する専用ユニフォームです。『日本の美意識を纏う』というコンセプトのもと、日本の伝統衣装である着物の構造を取り入れ、リサイクルしやすいモノマテリアル(単一素材)で製作されています。ユニフォームは万博終了後に回収され、商品化することも検討されているようです」(社会部記者)

 ユニフォームは風呂敷でまとめて持ち運べるなど、日本の着物文化をふんだんに取り入れてもいる。だが、発表された写真を見た人の感想は、《なんかお葬式のようなんだけど》《襟付きの柔道着みたい》《どことなく忍者っぽい。もっと普通でいいんだよ普通で》等々、極めてシビアだった。ファッションライターが語る。

「デザインはファッションブランド『POSTELEGANT』(ポステレガント)などを展開するクリエイティブディレクターの中田優也氏が手掛けています。着物の構造を取り入れたデザインはまさに日本らしいのですが、人によっては、色が地味で《喪服に見える》という感想も少なくありません」

 着物のような上着に白や金色のネクタイやスカーフをしていたりと、かなり独創的なデザインであるため批判も多いのだろうが、意外に館内では目立つ存在になるかもしれない!?

(ケン高田)

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