コンビニ大手「ローソン」が6月11日から創業49周年を記念して「盛りすぎチャレンジ」を再開する。
同キャンペーンは今年2月に開催され、プレミアムロールケーキや焼きそばパン、和風シーチキンマヨネーズおにぎりなど全19種類の商品を、値段据え置きで具材や総重量を47%増量して販売した。
ところがあまりにも反響が大きすぎて、「どの店舗に行っても買えない」「本当に売っているのか」などといったクレームが続出。全国の店舗で商品の争奪戦が繰り広げられたのだ。
1つの店舗に配布される商品の数が限られているため、入荷のタイミングを見計らって行列ができるなど混乱を招き、SNS上では「おとり広告感がハンパない」などと揶揄する声まで上がっていた。
「前回は卵の高騰などもあり、シュークリームなどの入荷数がかなり制限されました。また、1人あたりの購入数の制限を設けていなかったため、店によっては買い占めも発生しました。2022年にはスシローが、ウニやカニをメインとした期間限定メニューを展開したものの、実際には仕入れが不十分で、ほとんどの店舗で客の注文に応じることができないという騒動が勃発し、消費者庁はスシローに対し『おとり広告』として再発防止を求める措置命令を出しました。ローソンの場合は全く『おとり』には該当しませんが、盛りすぎキャンペーンも今回が3回目。なんらかの改善策を講じないと、買えなかった人の不満はスシローの例と同様に溜まるいっぽうでしょう」(生活情報誌ライター)
入荷時間の分散や間隔を空けて商品を陳列するなどの対策をしないと、またもや炎上を招くことになりかねない。
(ケン高田)