テレ東からまた退社!須黒清華がフリーアナ戦国時代を生き延びる「隠し武器」とは

 群雄割拠の戦国時代に突入して久しい女性フリーアナウンサーの世界。そしてこのほど、テレビ東京の須黒清華アナが自らのSNSから、6月末をもって同局を退社することを報告した。

 須黒アナはインスタグラムで「6月いっぱいは『いまからサイエンス』やニュース番組など、引き続き担当していきます」として、「7月以降のことはまだ何も決まっていないので、また少しずつご報告できればと思っています」と綴っている。

 須黒アナは早稲田大学政治経済学部卒業後、2007年に同局入社。「neo sports」「出没!アド街ック天国」「ワールドビジネスサテライト」など、スポーツからバラエティ、経済ニュース番組まで幅広く担当。〝オールラウンダー〟として、数々の人気番組を支えてきた。私生活では20年8月にXで結婚を報告。21年2月には第1子となる男児を出産したことを発表した。

 退社後は「まだ何も決まっていない」というが、子育てをしながらフリーアナとして活動していくことは十分考えられる。ただ、女性フリーアナはすでに飽和状態にあるとの見方も強い。テレ東だけを見ても、23年4月に森香澄アナがタレントに転身し、24年3月に退社した福田典子アナはフリーアナとメディカル企業広報の二刀流に挑戦。6月末には松丸友紀アナも退社し、芸能事務所「人力舎」に所属すると報じられている。須黒アナはどの分野でも平均以上にこなせるが、逆に言えば、特徴が見出しにくいかもしれない。

「実は突出した武器を持っています。それが〝酒〟です。須黒アナは以前、『博多華丸のもらい酒みなと旅』シリーズを担当していました。博多華丸と須黒アナらが各地の居酒屋で一杯やる番組です。千葉の勝浦漁港でのロケのとき、華丸も須黒アナも日本酒を飲みすぎて、番組の進行ができなくなったほどでした。局アナが仕事そっちのけで酒を飲んで酩酊するのは前代未聞。おカタいイメージもある須黒アナですが、酒関連の番組に抜擢されれば、面白いシーンを見られるかもしれません。あと、酒好きのフリーアナとして知られる元テレビ朝日の宇賀なつみとの飲み番組などが実現すれば楽しそうです」(テレビ誌ライター)

 フリーになって、好きなお酒をたっぷり飲んでもらいたい。

(石田英明)

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