コンビニ大手のセブン-イレブンが「金のアイス」をリニューアルし、まさかの「400円」超えで販売。驚きの声が上がっている。
「金のワッフルコーン」シリーズは、北海道産生クリームと北海道産牛乳を使用し、なめらかな食感とコクのある味わいが人気の商品。発売当初は300円で販売されており、ちょっとした贅沢気分を味わうことができた。
それが原料費の高騰などから365円→386円と徐々に値上がりし、今回リニューアルされた「手摘み宇治抹茶」は、税込み408円という強気の価格に。ファンからは「金シリーズなら仕方ない」と諦めの声が上がっているが、SNS上では「これならハーゲンダッツを買った方がいい」との指摘もある。
金のワッフルコーンを巡っては、昨年9月に販売された商品が明らかに「一巻き」以上少ないものがあり、「ステルス値上げ」だとして物議を醸していた。
「金のワッフルコーンは通常180mlですが、この商品は130mlで50mlも減量されています。公式サイトの商品ページにも特に記載はなく、店頭の値札とレシートにかろうじて“ミニ”と書いてありました。ところが通常商品に比べて価格は10円安いだけ。一方、今回リニューアルされた商品は一気に400円オーバーとなり、コンビニアイスとしてはとびぬけた高価格。『抹茶本来の香りと渋みが抜群』など味の評価はおおむね高いようですが、スーパーで値引きされたハーゲンダッツと天秤にかける人も出てきそうです」(グルメライター)
最近はアイスクリーム業界全体で商品値上げが起こっており、セブン-イレブンのアイスも追従する形になっているが、さすがに400円超えとなると、気軽に買い物カゴに入れるのは躊躇しそうだ。
(ケン高田)