バンダイの新作ガンプラ「MG武者ガンダムMk-II」が5月27日に栃木県日光市の「日光東照宮」で先行販売される。
「MG 1/100 武者ガンダムMk-II 徳川家康 南蛮胴具足Ver.」は、徳川家康が関ヶ原の戦いの際に着用したと伝えられる「南蛮胴具足」をモチーフに「ガンダムMk-II」をマスターグレードで表現した商品。本体と武具にはブラックメッキ、クロームメッキを採用し、草摺(くさずり)や三つ葉葵の家紋がシールで表現されているのが特徴だ。
先行販売は世界遺産登録25周年を記念して実施され、武者ガンダムの奉納が実施されるというが、SNS上では早くも「転売ヤー」に対する懸念の声が上がっている。
「26日に武者ガンダムの奉納式が実施され、翌27日の開門時間9時より御神酒授与所で先行販売が開始されます。1回の会計で購入できるのは1人3個までとなっていますが、当日は“転売ヤー”が大挙して押し寄せることが予想されます。大行列ができて小競り合いなどのトラブルが起きなければいいのですが…。ガンプラを巡ってはこれまでにも転売ヤーによる買い占めなどが問題視されており、抽選販売を含む販売方法の見直しを求める声が後を絶ちません。東照宮を訪れた観光客にしてみれば、迷惑以外のなにものでもないでしょうね」(ホビー誌ライター)
バンダイは日光東照宮での販売に関し、あらかじめ「初回販売準備数に限りがございます。品切れの際はご了承ください。追加生産の時期は未定です」と告知している。
プレミアム感が付加価値になるとはいえ、購入希望者すべてに行き渡るような販売方法はないものだろうか。
(ケン高田)