安全よりも前髪優先!? 膳場貴子アナが被災地でヘルメット“アホかぶり”の失態

 1月1日に石川県能登半島で起きた最大震度7の地震を受けて、テレビ各局は主力級のアナウンサーを被災地へと派遣。連日にわたって現地の避難生活や被害の実態についてリポートを続けている。芸能記者が語る。

「日本テレビの『news zero』からはMCの有働由美子アナが現地入り。フジテレビでも『めざまし8』の小室瑛莉子アナが輪島市に入って被災者から話を聞いていました。ふだんはスタジオで番組の進行を担当しているアナウンサーが、今も余震が続く被災地で取材をすることで、平時ではないことを思い知らされます」

 報道に強いTBSも例外ではなく、「報道特集」に出演しているフリーアナウンサーの膳場貴子も地震発生後に現地入り。1月6日放送の「報道特集」で取材VTRが流れたのだが、ヘルメットのかぶり方が物議をかもしている。

「映像では、膳場アナを含めた取材クルーが石川県珠洲市に入ったのは地震から3日後の1月4日と説明。VTRでは、落石で片側車線をふさがれた道路や、膳場アナが瓦礫だらけとなった街並みを歩くシーンが流れました。膳場アナは黒いダウンジャケットにリュック、そして頭にはヘルメットというスタイルだったのですが、上向きにかぶったヘルメットからは前髪が大きく出ていたのです。膳場アナは、このヤンキーかぶりとも言えるスタイルで被災者の方に話を聞いていました。被災者はヘルメットをしていませんでしたが、輪島市から中継で出演していた村瀬健介キャスターは、ヘルメットで眉のあたりまで隠れるように深くかぶっていたので、その差がより際立つことに…。膳場アナのかぶり方について、SNSでは《かぶっている意味ない》《自衛隊ではアホかぶりと言うらしい》などと指摘が相次いでいます」(メディア誌ライター)

 取材VTRでは、全壊した自宅の前で膳場アナが住民に話を聞くシーンが見られた。「家から出られた時はもう潰れてた…」と膳場アナが聞くと、住民の女性は「どこから出たかわからん」と答えた。膳場アナは「よくご無事だったですね」と声をかけ、「逃げるまで、家が潰れるまで、潰れてから逃げ出すまで本当にあっという間だった」と慮っていたが、ヘルメットは後ろに大きくズレて、前頭部が露わになった状態だった。

「膳場アナの取材シーンはその後も続きましたが、ヘルメットの“アホかぶり”については途中から改善されていました。もしかしたら取材の過程で『これはまずい』と気が付いたのか、スタッフに指摘されたのかもしれません」(前出・メディア誌ライター)

 ヘルメットのかぶり方ひとつで注目されるとは、これも実力派アナの宿命かもしれない。

(福島シゲル)

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