令和ロマン・松井ケムリがM-1賞金全額を相方に!それでも「痛くも痒くもない」ワケ

「必ず売れる」との強い気持ちで、新元号が施行される2019年5月1日にコンビ名を魔神無骨から令和ロマンに改名。12月24日に放送された漫才日本一決定戦「M-1グランプリ2023」(テレビ朝日系)で優勝。第19代王者の称号と賞金1000万円を手にした。

 今大会は過去最多となる8540組がエントリー。最終決戦では令和ロマン、ヤーレンズ、さや香の3組が激突。7人の審査員の投票の結果、令和ロマンが4対3の僅差でヤーレンズに勝利した。

 令和ロマンはボケの高比良くるまとツッコミの松井ケムリのお笑いコンビ。慶應義塾大学のお笑いサークルの仲間で、東京・NSC吉本総合芸能院23期を首席で卒業している。

 M-1優勝賞金の1000万円は山分けと思われたが、全額を高比良が手にするという。優勝後の会見で、松井は「ラジオでそういう話になって、1000万円、相方が〝1000万円全部くれたらメッチャ頑張る。くれないと頑張らない〟って。僕、その場で(M-1で優勝したら)1000万円あげるって約束したんですよ」と、驚きの理由を明かした。本気で優勝できると思っていなかったから交わした約束だったというが、その賭けに負けてしまった。

 もし山分けしていたら、松井も500万円を手にできた。あまりにも軽はずみな発言を後悔していることだろう。

「いや、松井にとっては、500万円は大した金額ではないでしょう。23年2月、松井はテレビプロデューサーの佐久間宣行氏のYouTubeチャンネルに出演しました。そのとき、松井は父が某証券会社の副社長をしていることを告白。父の年収はなんと、1億8000万円。日本のサラリーマンランキングで245位にランクインしているそうです。あくまでも父の年収ですが、松井が子供の頃から裕福な生活をしており、小遣いもタンマリもらっていたことは容易に想像がつきます。M-1優勝のご褒美に父からご祝儀も出ているかもしれません。しかも、将来的に父の財産を相続すれば、相続税の問題もありますが、大金持ちになることは約束されています」(芸能記者)

 松井にとって、500万円は大金ではないかも。

(石田英明)

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