「ちいかわ」新商品が発売前からフリマサイトに大量出品 その悪質な手口とは

 大人気ウェブ漫画「ちいかわ」のオンライン限定新商品「増えちゃった毛量なちいかわぬいぐるみS」が、発売日よりも前にフリマサイトなどに出品されていたとして大きな物議を醸している。転売ヤーたちは一体どこから商品を手に入れているのだろうか?

「ちいかわマーケット公式X(旧Twitter)が、14日に同商品の発売を発表すると、3万件以上のいいねが寄せられるなど大きな話題となっていました。しかし、発売日は翌15日の11時からオンライン限定となっているにも関わらず、14日の夜には『増えちゃった毛量なちいかわぬいぐるみS』がメルカリなどのフリマサイトに3~4倍程度の値段が付けられて大量出品されていたのです。なお、15日に商品の発売が開始されると注文が集中し、5~6分後には完売してしまったそうです」(ネットライター)

 ちいかわはグッズが発売されるたびに争奪戦が繰り広げられ、転売ヤーの餌食になることも少なくない。昨年8月に発売された一番くじ「ちいかわ~SWEETS SHOP~」でも発売前に、ラストワン賞の景品がフリマサイトに出品され騒動になったこともあった。その時は販売店の店員が転売に関わっていた可能性が指摘されていたが、今回はオンラインストア限定商品である。なぜ発売前の転売が相次いだのだろうか?

「今回、発売前の商品が相次いで出品されたのは、無在庫転売という手法が使われたと考えられます。手元に商品がないにもかかわらずフリマサイトに出品し、商品の発売日にアルバイトを雇うなどして一斉に注文をおこない、手に入れた商品を転売するのです。もし、手に入らなくてもフリマサイトでの出品を取りやめればいいので、売り手側はリスクなく、高額転売が出来るというわけです。しかし、この手法を使うことで公式のオンラインストアには注文が集中してしまうため、一般の購入希望者が弾かれてしまうという問題がある。ちいかわは特にグッズ人気が高いですから、そろそろ販売方法を見直す必要があるのではないかと思います」(フリージャーナリスト)

 無在庫転売の取り締まりを強化してもらいたいものだが…。

(小林洋三)

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