「不作だった昨年に比べて豊作、ツブぞろいです!」と、今年入社した新人を評するのは、女子アナウオッチャーの丸山大次郎氏。ポスト水卜ちゃん、ポスト弘中‥‥。次世代を担う期待の新人ベスト5を丸山氏が選出した。
「1位は何といってもフジの原田葵(23)です。元櫻坂46というルックスはもちろん、同局の看板番組『めざましテレビ』に番組史上最速の2カ月半でデビューしたことからも、局が大きな期待を寄せていることがわかります。担当しているのは『ココ調』という小さなコーナーですが、ロケ先などでふと見せる表情などがホレボレするほどキレイ。さすがは元アイドルです。渡邊渚(26)の体調不良による降板に伴い、昼のバラエティー番組『ぽかぽか』の木曜進行担当にも抜擢されました」(以下、コメントは丸山氏)
元アイドルという話題性だけでなく、局の期待に応える「硬軟二刀流」で、今後、フジを牽引する存在になるのは間違いない。
2位も「すでに出世コースに乗った感がある」というテレ東の中根舞美(23)を挙げる。
「彼女も1年目から活躍している印象です。田中瞳(27)の代打で登場した9月19日放送の『モヤモヤさまぁ~ず2』で駄菓子屋を訪問した際、パチパチする駄菓子を一気に食べると、さまぁ~ずの2人に口の中を見せて笑いを取るなど、たった一度の出演でバラエティー番組への対応力の高さを見せました。こういう悪ノリをてらいなくやれるのはテレ東のバラエティーでは非常に大事。鷲見玲奈(33)や森香澄(28)が抜けた穴をどう埋めるのか気になっていましたが、そのポテンシャルを十分持ち合わせているのでは。10月からサッカー番組『サタデーナイトJ』のMCを担当。1年目でのメインMC抜擢は、同局では大橋未歩(45)以来だと思います」
中根が新旧交代の起爆剤になりそうだ。
そして3位と4位は、TBSの2人がランクイン。
「TBSは大学時代のミスコン受賞者など、いわゆる“タイトルホルダー”を採るのが好きなんですけど、南後杏子(22)はそういう経歴が出てこないのが面白い。しかもルックス的には今年ナンバーワン。原田葵とも互角でしょうね。『オールスター感謝祭’23秋』ではミニスカでダッシュするなど、TBSの新人が通る道を順調に通過していますが、まだ出演が少ないだけに実力は未知数。とはいえ、ルックスだけでここまで話題になる新人はちょっと珍しいですね。
もう一人、同期の御手洗菜々(22)は、アイドル顔の南後とは真逆で色気のあるタイプ。宝塚のスターを目指し、宝塚音楽学校を4回受験するも受からなかったというユニークな経歴の持ち主です。すでに『KICK OFF!J』というサッカー番組のMCを担当しているので仕事的には南後より先行していますが、個人的に王道が好きなので南後を3位としました」
5位はテレ朝の荒井理咲子と迷った末、日テレの山本里咲(24)を選出。その決め手となったのは、
「初鳴きの際に得意のイラストを披露。典型的な文系タイプかと思いきや、中高時代にはハンドボールで全国大会に出るなど、文武両道タイプです。担当したい番組に『Going!Sports&News』を挙げていましたが、見事10月から土曜担当に就任。女子アナは実力も大事ですが、それ以上に運によるところが大きい。その意味で“持っている”と思いますし、来年の夏にはパリ五輪もある。うまく波に乗れれば、化けそうです」
24年は女子アナ界の勢力図が大きく変わりそうだ。