「解放感が感じられる」大人数で下半身をさらし野外を闊歩する「露活」って何だ

 東京都江東区の野球場にある「屋外トイレ」などで下半身を露わにしたとして、渋谷区に住む職業不詳の男が12月1日までに公然わいせつの疑いで逮捕された。

 警視庁によると、男は「露活」と称し、着ている服を全て脱ぎ、複数人で横断歩道を渡ったりポーズを取った写真をSNSに投稿していた。動機について男は「解放感が感じられた」と語り、容疑を認めているという。

 実は、この球場付近では以前から同様の男たちが目撃されており、110番通報が相次いでいたというが、どうやらここは、男性同性愛者が集う「ハッテン場」だったようだ。

 ハッテン場で思い出されるのは、2023年9月に福岡県古賀市の海岸で、下半身をさらした20人の男たちが目撃された事案だ。目撃者の証言では10人は何も着ておらず、残りの10人はガーターベルトのみ身につけていたというが、110番通報で警察が駆けつけた時には、海岸に男たちの姿はなかった。実話誌ライターが語る。

「福岡の海岸では、約20年ほど前からこうした男たちが定期的に集まっては海岸を散歩するなどしており、ハッテン場になっていました。かつてのハッテン場は口コミによって広まるなど、知る人ぞ知る場所でしたが、近年はSNSの普及により、その気になれば誰でも知ることが出来るようになっています。お触りなどのように、他者に危害が加えられるわけではないため、今回のように110番通報されないと、事件が露呈しないケースが多いのです」

 いずれにしても、下半身を見せつけた男性の集団が公共の場を闊歩している状況は尋常ではない。他人に迷惑をかける行為だけは慎んでほしいものだ。

(ケン高田)

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