カフェオレ3杯で6037円! 高級ホテル喫茶店の「おかわりいかがですか?」が物議

 ホテルの喫茶店でおかわり無料と勘違いしてアイスカフェオレを3杯飲んだらお会計が6000円以上だった――。X(旧Twitter)ユーザーの投稿が話題になっている。本来、ホテルの喫茶店のおかわりは無料なのか、それとも有料なのかネット上で議論を呼んでいるのだ。

「11月17日、とあるXユーザーが都内ホテルの喫茶店でアイスカフェオレを4杯(※その後3杯に訂正)飲んだお会計として、6037円と書かれた領収書の画像を投稿。そのホテルは『シャングリ・ラ東京』で、このユーザーによれば普段よく飲むホットコーヒーのおかわりは無料であり、店員さんから『おかわりいかがですか?』と聞かれたため無料と勘違いしたといいます。請求金額を見てびっくりしたようですね」(ネットライター)

 この投稿は約1600万回閲覧され、5万件以上の“いいね”が付くなど大きな話題となっており、《ウェイターから「おかわりはいかがですか?」って聞かれたら無料だと思っちゃう》《ホテルに限らず喫茶店でカフェオーレのおかわりし放題なんて聞いたことがない。お金を取られるのが当たり前》などネット上に様々な意見が寄せられ、議論を呼んでいる。

「9月には、とあるラーメンインフルエンサーがXに『ラーメンを背脂多めで注文したらメニューに記載ないのに追加で100円請求された』といった内容の投稿をしたことが物議を醸したこともありました。おもてなしの国である日本では、『◯◯無料』や『お持ち帰り自由』など過剰ともいえるサービスが多く存在していますが、実際には店側の負担となっていますし、無料が当たり前と考えるべきではありません。特に今は物価高の影響もあってどこの飲食店も厳しい状況となっていますから、あまり店側のサービスを期待しすぎるのはよくないでしょう」(フードジャーナリスト)

「おかわり」や「多め」が無料か有料か分からなかったら、きちんと確認した方がいいだろう。

(小林洋三)

マネー