「マスクをしましょう」壁新聞の前でまさか…桝太一アナの被災地取材が大不評

「桝アナ好きだったのにショック」「避難所の子供はマスクしているのに…」などと視聴者からツッコミの声が寄せられたのはフリーアナウンサーの桝太一。MCを務める「真相報道 バンキシャ!」(日本テレビ系)の被災地報道でのふるまいが大不評をかっている。

 1月7日の放送回で取り上げたのは、被災者たちの避難生活。桝アナは普段のスタジオではなく、石川県七尾市役所前から中継で生出演。市役所前に置かれた門松を指して、「『そこにあること自体を忘れていました』と先ほど、市職員の方が仰っていました」と説明していた。

 その後、取材VTRに切り替わる。輪島市の避難所で暮らす女性が気にかけていたのは感染症。「戸を閉め切っとるやろ。戸を開けるようにしている」と空気の入れ替えを行っているとして、「みんなマスクしている」と感染症を警戒している様子だった。

 そこで流れたのが桝太一アナの取材VTRだったのだが…。

「『助け合う被災者』というテロップのもとで紹介したのが、桝アナが訪問した珠洲市の避難所でした。そこでは避難している子供たちがマスクをして、高齢者がエコノミークラス症候群にならないよう、いっしょに体操をしたり、じゃんけんゲームをしていました。さらに子供たちは手書きの壁新聞を作成して、支援物資を大切に使うことや、感染症対策を訴えていました。その壁新聞には『マスクをしましょう』と書かれていたのですが、あろうことか、その新聞の前で桝アナはノーマスクで取材。壁新聞に掲載された『炊き出しの美味しかったランキング』の企画をほめたたえて、『誰が考えたの?』などと話しかけていました。対応する子供たちはしっかりマスクをしているのに、取材する桝アナがノーマスクだったことに違和感を覚える視聴者は少なくなかったようです」(メディア誌記者)

 番組では感染症対策を訴えながら、報道側がノーマスクで取材をしていたことに、SNSでは「桝アナにはガッカリさせられた」「マスクしましょうって壁新聞の前でノーマスクか」といった批判が寄せられていた。現時点で、被災地の避難所では、ノロウイルスや新型コロナといった感染症の発症が確認されている。マスク姿で高齢者のケアに取り組む子供たちを前に、報道陣の無神経ぶりが際立つ形となったようだ。

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