「悪質ホストを糾弾」塩村あやか議員に特大ブーメラン!「詐欺師と言われた過去があった」

 ホストクラブでは、客の飲食代をホストが一時的に立て替え、後払いにさせる売掛金(ツケ)というシステムがある。売掛金が数百万円にも上り、支払いが困難になった女性に対し、ホストがピンク店などでの仕事を強要する、いわゆる「悪質ホスト問題」は、被害者に未成年の女性も多く、社会問題化している。

 そこに立ち上がったのが、タレントで立憲民主党の塩村あやか参院議員だった。

 11月9日に行われた参院内閣委員会で塩村氏は、悪質ホスト問題を取り上げ、取り締まり強化のほか、被害女性を対象とした相談窓口を設けるなどの支援対策が必要だと言及した。塩村氏は同委員会で「返済能力のない若年女性に多額の売り掛け、借金をさせることに倫理的な面を含め、問題はないのか」と憤慨しながら言い放ったものだ。

 ところが、そんな塩村氏を冷めた目で見るのは、彼女の「過去の発言」を知るテレビ関係者だ。

「グラビアアイドルの経験もある塩村氏は、2007年にバラエティ番組『恋のから騒ぎ』(日本テレビ系)に第14期生として1年間出演していました。ある放送回では、『男とタダでは別れない』と、過去に付き合った男性から慰謝料をもらっていたことを告白。司会の明石家さんまから最高額を聞かれると、悪びれずに『1500万円!』と答え、ゲスト出演の泉谷しげるが思わず『お前、詐欺師だな!』と声を上げたほどです。塩村氏は後に『話を膨らませた』と反省の弁を述べていますが、真偽のほどはともかく、付き合っていた男性と別れるたびに慰謝料をもらっていたと発言した塩村氏が、悪質ホスト問題を声高に叫んでも説得力がない、と批判する声もあがりましたね」

 自身の国会での発言に特大のブーメランが返ってきてしまった塩村氏なのであった。

(石田英明)

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