8月24~25日に放送される「24時間テレビ」にて行われるチャリティマラソン。今年は4人のランナーが駅伝のようにタスキを繋ぐ形式で、すでに、いとうあさことハリセンボン・近藤春菜、そしてガンバレルーヤ・よしこという女性ランナー3人が発表済み。そして世間の注目は、スタート時に発表される4人目のランナーは誰かということに集まっている。
「有吉弘行は18日放送のラジオ番組にて『嵐の誰かじゃねえか?』との予想を披露。たしかに『24時間テレビ』でメインパーソナリティーを務める嵐のメンバーがアンカーとして会場の両国国技館に戻ってくれば、最高のフィナーレを飾れるでしょう。ただ嵐が出走した場合、大量のジャニヲタが国技館周辺に群がって大パニックになることは目に見えているので、その線はなさそうです。一方で有吉は、女性ランナー3人の顔ぶれから『残る一人は相当スピードがないと難しい』とも予想し、男性ランナーの可能性を示唆。これは的を射ており、有吉の考察が当たる可能性が高いですね」(テレビ誌のライター)
その考察を推し進めると、他3人が芸人であることから、最後のランナーも芸人である可能性が高い。これまでの例だと直前にブレイクを果たした芸人を起用するケースが目立っていたが、今年のブレイク芸人は「霜降り明星」や「チョコレートプラネット」「EXIT」らコンビ芸人が多く、その片割れだけを走らせるとは考えづらい。ソロ芸人では「Mr.シャチホコ」や「りんごちゃん」も人気を博したが、二人ともマラソンに適したすっぴんでは見た目が大きく変わってしまうのが難点だ。
他の観点としては、「24時間テレビ」が日本テレビの一大プロジェクトであることから、何らかの形で同局に貢献している芸人がふさわしいというのがある。そう考えると、今回のチャリティマラソンにぴったりの芸人がいるというのだ。テレビ誌ライターが続ける。
「日本テレビでレギュラーを持ち、今年大きな話題を呼んだ芸人と言えばずばり『極楽とんぼ』の加藤浩次でしょう。吉本興業の闇営業問題に端を発した“加藤の乱”で男をあげた加藤ですが、途中から急速にトーンダウン。当初は吉本を辞めると息巻いていたものの、今では自分の考えが会社に受け入れられたことに満足してしまい、ファンからも会社からも疎んじられたと言われています。それゆえ今の加藤には何よりも“禊”が必要で、それが50歳にしてフルマラソンを完走することではないでしょうか。MCを務める情報番組の『スッキリ』では近藤春菜とコンビを組んでおり、その春菜も一緒に走ることにより、痛みを分かち合っているイメージも演出可能。その構図は日本テレビにとっても、吉本興業にとっても都合がいいはずです」
マラソンを走った加藤と春菜が翌日放送の「スッキリ」に出演し、満身創痍の姿を披露。そんな絵が見えてきそうではないか。