岡田監督、NPBと電撃和解で「してやったり」 OBは「やったもん勝ち」と批判

 阪神の岡田彰布監督が8月20日、日本野球機構(NPB)側と電撃和解した。

 20日、横浜との試合前に横浜スタジアムに杵渕和秀セ・リーグ統括が岡田監督を訪ねた。

「トラブルになったのは18日のDeNA戦で熊谷の二塁への盗塁をDeNAの京田が体を張り阻止。走路をふさいだことから走塁妨害が疑われるも、審判団が該当しないと判断したことからグラウンド上で大激怒。1日経っても審判との握手を拒否して噴火したままだった。杵渕統括が岡田監督に対して直々に事情を説明。9月以降プロ野球12球団の理事会、実行委員会で議論すると約束して解決を図った」(テレビ局スポーツディレクター)

 これに対して岡田監督は「俺のいうたことをちょっとは検討することになった。日曜日にNPBのトップが来るということはやっぱりアレじゃあかんってことよな」と語ったが、球界OBは「本人は球界全体を巻き込んで、してやったりだと思うが、我を通す岡田監督そのもの。やり方が幼稚です」と大笑いする。

「今回も周りに当たり散らしたから球団も動かざるを得ず意見書をNPBに提出。ネチネチ文句を言われ続けることで審判団も参ってしまうので仕方がなく杵渕統括が動いたのだろう。これではやったもん勝ちだね」

 このやり方ではいつの日か他球団との軋轢も生まれそうだ。

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