大谷翔平の通訳・水原一平氏、野球の実力は意外にも…

 通訳としての役割に留まらず、公私にわたる事実上の専属マネージャーとして大谷翔平選手を支える水原一平氏。エンゼルスの一員として試合にも帯同しているが、野球の実力が気になるファンも多いはず。

 現地時間7日のマリナーズ戦前、水原氏はチームメイトに勧められ、エンゼルスタジアムの3塁側ファウルゾーンからレフト奥のダッグアウトまで届く、大遠投を披露してみせた。

 しかし、水原氏自身には野球経験がなく、学生時代にやっていたスポーツはバスケットボールとサッカー。大谷選手のキャッチボールの相手を務めていることは有名で、ニュース映像でもたびたび紹介されているが…。
 
「メジャー1年目の18年と比べると、キャッチング技術が格段に上がっています。投げ方もサマになってきており、コントロールもかなり良くなった印象です。毎日のように練習相手を務めていれば、いくら野球経験がなくても上手くなりますよ」(スポーツ紙記者)

 今年2月のエンゼルスのキャンプでは、ウォームアップ中に水原氏が難易度の高いショートバウンドの球を逆シングルでキャッチ。その華麗なグラブさばきがSNSで公開されると日米のメディアが絶賛。米国の野球ファンからは《エンゼルスは今すぐ契約すべき》《通訳にしておくのはもったいない!》といったコメントが寄せられたものだ。

「以前も、大谷選手に促されてスタンドのファンにボールを投げ入れようとしたときがあり、このときは届かなかったとはいえフェンス直撃。選手とは比べるべくもありませんが、水原氏と同世代の30代後半の一般男性の中では肩はかなり強いほうではないでしょうか」(同)

 ただし、バットさばきに関してはお世辞にも上手いとは言えないようだ。

「20年のキャンプ中、ファンが撮影したと思われる水原氏が選手たちにノックする動画がユーチューブで公開されているのですが、空振りや当たってもボールが前に飛びませんでした。守備と違ってこちらは素人そのもので、野球の総合的な能力では草野球レベルだと思います」(同)

 それでも彼は通訳でありながら、チームメイトに愛され、現地のスポーツニュースに取り上げられほどの人気者。もし草野球ができるならお金を払ってでも一緒にプレーしたい人は多いに違いない。

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