大谷翔平が今度は“漫画審査員”で得る「安すぎず高すぎず」なギャラ

 米大リーグ、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平が、集英社の「ジャンプスポーツ漫画賞」の審査員を務めるという。

 同賞は読者の人生を変えるようなスポーツ漫画の誕生を目指し、新たに創設されるもので、大谷のほか「SLAM DUNK」作者の井上雄彦氏、「アイシールド 21」の原作担当・稲垣理一郎氏、「黒子のバスケ」の藤巻忠俊氏が審査員を務める。10月31日までプロ、アマ問わず作品を受けつけ、賞金は入選100万円など。受賞作は、12月下旬発売の「週刊少年ジャンプ」での発表を予定しているという。

 週刊少年ジャンプ編集部は、「最高のスポーツ漫画家である3人の先生に加えて、最高のスポーツ選手である大谷翔平選手に審査員へ加わっていただきたいという『週刊少年ジャンプ』編集部たっての願いをご快諾いただき、参加の運びとなりました」としている。

「大谷は大のマンガ好きで、愛読作品は『SLAM DUNK』『ハイキュー!!』『MAJOR』『ダイヤのA』といいます」(夕刊紙記者)

 大谷といえば次々とスポンサー企業との契約が決まり話題になってきたが、今度は“審査員”。広告ほどではないにせよ、ギャラも出るはずだが、いったいいくらぐらいなのだろうか。

「そのあたりについては、6月1日放送の『せやねん!』(MBSテレビ)が取り上げ、広告関係者のコメントを紹介していました。それによると、本来の審査員のギャラはわずかだと思うが、大谷側は安すぎる前例を作ってしまうとオファーが殺到して断りづらくなってしまうため、推定ギャラとしては2000万円ぐらいではないかということでした。さらに審査員とはいえ、実質、広告塔の役割も果たしており、大谷選手だと広告ギャラは1億は下らないので、オファー側としてはかなりオトクなやり方だとの説明もありましたね」(エンタメ誌ライター)

 それにしても、漫画のような活躍をする大谷が選ぶ漫画がどんな作品なのか。大いに注目される。

(鈴木十朗)

スポーツ