トレカ客の体臭問題を投稿したブックオフが「配慮に欠けた」と謝罪、何が問題だったか

「ブックオフ 鈴鹿ハンター店」の公式X(Twitter)が、トレカコーナーで悪臭が漂うとの報告が多数寄せられていることから、体臭に関する対策をお願いする投稿をおこなったのだが、その数時間後には配慮に欠ける表現があったとして謝罪した。果たして何が問題だったのだろうか?

「物議を醸しているのは今月22日に投稿されたもので、トレカコーナーで悪臭に関する報告が寄せられていることから、利用者に『毎日お風呂に入る等の対策をお願いします』と要請したもの。また、体臭が気になると報告を受けた利用者には、大会の参加や販売・買取りを断る可能性があることも説明。さらに、置き型の消臭剤を買い増して12個設置したことを報告しながら、これまで悪臭で不快な思いをさせた人たちに対して『申し訳ございませんでした』と投稿したのです」(ネットライター)

 しかし、それらの投稿からおよそ6時間後、「ブックオフ 鈴鹿ハンター店」は公式Xにて「配慮に欠ける表現があり、皆さまにご不快な思いをさせてしまいましたことを深くお詫び申し上げます」と謝罪して体臭に関する投稿を削除したのだった。

「たぶん、客側からクレームが入ったことで謝罪したのだと思いますが、体臭に関して揶揄するような表現もなかったので、鈴鹿ハンター店の投稿に特段問題があったとは感じませんでした。じつはトレカ界隈では同じような注意喚起が珍しくなく、今年3月には『トレカバース 秋葉原店』がツイッターで、店員が臭いと(主観で)判断した際にはファブリーズなどの防臭グッズを浴びてもらう方針であると投稿。また、他のカードショップでも『入浴等を徹底して頂き、清潔な状態でご来店ください』と呼びかけるなどたびたび体臭が問題になっていました。トレカ利用者にはきちんとエチケットを守って、他の人たちに迷惑を掛けないようにしてもらうためにも、鈴鹿ハンター店の投稿には意味があったと思うのですが…」(フリージャーナリスト)

 体臭はデリケートな問題だが、みんなが楽しく利用するためにもエチケットやマナーを呼びかけることも大切なことだと思うのだが…。

(小林洋三)

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