日本のプロ野球選手として、初の1億円プレーヤーとなった元中日監督の落合博満氏。その落合氏は今、講演でも“1億円プレーヤー”との見方も出ていた。
8月8日発売の「週刊文春」によれば、落合氏は知る人ぞ知る“講演王”だという。講演料は1回100万円が基本で、球界OBの中ではトップクラス。講演内容は抜群に面白く、毎回話題も違うことから、リピーターも多いようだ。
「『文春』では“江川事件”で巨人入りが幻になった入団秘話、日本シリーズでの完全試合目前で山井大介投手を降板させた経緯など、プロ野球ファンなら誰もが知りたい話題を紹介していました」(スポーツ紙ライター)
2012年7月20日発売の「フライデー」では、落合氏の講演会に潜入し、その面白さを紹介。「山本昌がマウンドをぐるぐる回るのは『代えてくれ』という信号だが、試合後は新聞記者に『もっと投げたかった』と言う」「川上憲伸は負けている試合だと意地でもマウンドを降りようとしないが、8回が終わって1点でも勝っていたら仲のいい岩瀬仁紀に『お願い』と必ず言う」など、ここでも違った裏話を披露していた。
「毎回違う話をするのは、落合氏には“追っかけ”がいて、その人たちに講演会で『聞き飽きた』と言われるのが癪に障るからだそうです。でも、そのおかげで落合氏の講演会は大盛況。『フライデー』によると、講演会だけで年間1億円近く稼いでいるとか。これは12年の記事ですから、今現在、講演会による収入は相当たまっていると思われます」(前出・スポーツ紙ライター)
ドラゴンズなどの裏話で年間1億円…。話題にされた選手も参考にしてみては?
(石田英明)