大谷翔平が米メディアに明かした「食べてすぐ寝る私生活」と気分転換法

 エンゼルス・大谷翔平の米オールスターゲームの成績は2打席快音ナシ(1三振、1四球)だった。しかし、現地時間7月10日に行われた前日会見で交わされたトークの全容が日本メディアにも伝わってきた。興味深かったのは「二刀流のエネルギー源」だ。

「シーズン中の選手への取材は、基本的にフリー。でも、野球のことしか質問しないという暗黙のルールもできていて、だからこそ、自由取材が認められている面もあります。ただ、球宴の前日会見は野球以外の質問も許されるムードがあり、選手もリラックスして色々としゃべってくれます」(現地メディア)

 大谷が記者団の雰囲気を和ませたのは、食生活の話。「投打二刀流、2人分の活躍、体調管理」の流れで、食事や球場外での過ごし方が語られたという。

「ホームのときは朝ご飯で1回起きて。9時半とか10時に起きて、朝ご飯を食べてまたすぐ寝て(笑)。その後起きて、球場に行って、またご飯食べます」
 
 通常午後6時半に始まるナイトゲームでは、午後2時ごろに球場入りしている。大谷が借りている部屋は「エンゼルスタジアムから車で30分掛からない」(関係者)とのことだから、食後に約2時間ほど“二度寝”をしていることになる。
 
「シーズン中は外食もしない」と語り、野球一辺倒の生活について、「息苦しくないのか?」との質問も出た。

「日本のバラエティーも見るし、映画とかも見るし、一人でゆっくり過ごしている」

 大谷なりのオンとオフの切り替えはされているようだ。

「球場内に関係者用の娯楽室みたいなものがあって、一昨年くらいから大谷はビリヤードにハマっていますよ。選手とだけではなく、球場スタッフも誘って楽しんでいましたよ」(前出・関係者)

 球宴の会場となったマリナーズの本拠地T−モバイルパークでは、大谷が打席に立つと、スタンドのファンは「Come to Seattle(シアトルに来て!)」の大合唱だった。また、複数の出場選手から「ウチに来いよ」のお誘いも受けていたが、移籍には、二度寝しても大丈夫な近距離ルームと「娯楽室の遊具」が決め手になりそうだ。

(飯山満/スポーツライター)

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