天木じゅん「揺れを狙うのはわかるけど…炎天下のバスケは大変です」/グラビア最前線インタビュー(1)

 今年デビュー10周年を迎えた天木じゅん(27)。グラビアを始めてからは約9年だが、95センチIカップのバストを武器に、常にグラビア界の最前線で活躍中だ。そんな彼女の撮影アクシデントは、やはり胸まわりに集中するようで‥‥。

天木 スタッフさんが用意してくれた衣装が胸のところで止まって着られない、みたいなことは、もう普通にありますね。私、身長が149センチで、その身長なら当然、入るだろうと思って用意していただくんですけど「あ、入らない」みたいな。あとは、これもあるあるですけど、DVDってバランスボールに乗るシーンがあるじゃないですか。

―メチャクチャよく見ます(笑)。

天木 あれも何十分も乗って揺らすから、終わったあと、ここ(胸の上あたり)が痛いんですよ。普段は小走りする時とか自転車でガタンッてなる時でさえ、胸を押さえているのに。しかも大きいボールならまだしも、小さなバランスボールに座って弾み続けるのって、脚もおしりもおなかも背中の筋肉も全部使うから、ホントに大変で。

―あれは、そもそも運動用具ですもんね。

天木 はい。だからいつも汗ビッショリで、筋肉痛になったりもします。

―DVDの撮影は激しく動くし、ハプニングも多そうですね。

天木 DVDの撮影って基本、南国に行くじゃないですか。で、炎天下の中でバスケットボールをやったりするんですよ。揺れる胸を撮影したいのはわかってるんですけど、私としては、バスケットボールはやらなきゃいけないし、ポロリしないように気も遣わなきゃいけないし、色々考えながらやると「もう今日はこれで終わりにしたいです」っていうぐらい、疲れますね(笑)。

―実際、撮影中にポロリ、ってあるんですか。

天木 現場でカメラマンさんとかに見えてるのは、もう普通にありますね。自分でハミ出してることに気づいて「あ、ちょっと待ってください」って衣装を直すこともありますし、カメラマンさんがふとシャッターの手を止めて「出てるよ」って教えてくれることもあります。

―恥ずかしさは?

天木 もうないですね(笑)。以前は、ちょっとすき間のある衣装を着ている時とか「見ないでくださいね」って言ってた時期もあるんですけど。

―初々しいですね。恥ずかしさがなくなったきっかけは?

天木 初めて手ブラを解禁したのが20歳の時だったんですね。その時は沖縄のプライベートビーチでの撮影で、スタッフさん以外、誰もいなかったんです。それで開放的になって体に砂も着いてたし、海に入りたくなって、下も全部脱いでで泳いだんですよ。

―ええっ! スタッフは女性ばかり?

天木 いえ、男性も全然いましたよ(笑)。その時以来、どんどん大胆になってますね。同じスタッフさんで撮影することも多くて、信頼しているところもあります。

―最近の写真集では、カメラマンと2人きりの撮影にも挑戦してますね。

天木 「生」(双葉社)と「あまのじゃく」(小社刊)の2冊はそうですね。スタッフさん全員ホテルに泊まってるんですけど、ヘアメイクが終わったらメイクさんにも会わないし、マネージャーさんにも「部屋で寝ててください」っていう。だから、撮影中にメイクが崩れていくのも味にしよう、という感じで。

―では、撮り終えた写真を見て「こんな写真が!?」みたいなことも?

天木 そうですね。もう入り込んじゃってるので、普通に泣いたりしてますし、情緒が揺れまくっていて。それもハプニングといえば、ハプニングですね。

天木じゅん(あまき・じゅん)95年、兵庫県生まれ。149センチ、B95・W59・H93。14年からグラビア活動を開始。その後、バラエティー番組、ドラマ、映画、舞台など幅広く活動。最新DVD「ぷるぷる天使」(スパイスビジュアル)が好評発売中。

*週刊アサヒ芸能7月13日号掲載

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