グラドルで女優の磯山さやかが6月25日、渋谷で行われた自身の主演映画「愛のこむら返り」の舞台挨拶に出演。オファーが来た当初は「バラエティー番組のドッキリではないか」と疑っていたことを暴露し、観客を笑わせた。
同作品では、売れない映画監督をしている彼氏をパン屋で働きながら支える健気な女性を演じている。
映画関係者は、「この作品はちょっと変わった面白いPR方法を行っているんです」と言ってこう続ける。
「映画の宣伝には珍しく、SNSツールを最大限に駆使しているんです。TikTokやインスタグラムのリールなどショート動画を活用し、作品の見どころを切り抜いて、見事にショート動画に収めています。それも映画の予告編によくある感動的なシーンではなく、キャストが映画業界に対してネガティブな言葉を発している部分などがピックアップされており、斬新で目を引きますね。最近、ネットの普及で映画館へ足を運ぶ若者が少なくなっているので、SNSのショート動画で宣伝することにより、映画を身近に感じてもらえるのではないでしょうか」
この宣伝方法もあってか、映画は連日満員御礼という反響を得ているそう。
今まで映画に興味のなかった世代の人も、SNSで予告動画を見て、映画に出かけたくなってしまうかも?
(佐藤ちひろ)