魅力度で最下位転落!栃木県民がすがるU字工事の「キャラ変」と爆笑フレーズ

 栃木県出身のお笑いコンビ「U字工事」の新ネタに、栃木県民が熱い視線を送っているという。10月21日放送の「有吉の壁」(日本テレビ系)で、「ブレイクしそうなキャラ芸人」のコーナーに、U字工事が地元の農家をモチーフにした「宇賀神ファーム」という新キャラを投入。リズム感の良さとほのぼのさのコンボで視聴者を爆笑させていたようだ。

「このネタは坊主頭の益子が農業生産者を演じ、JA職員らしき福田と一緒に野菜作りをネタにした掛け合い漫才を行うもの。最後は『農業が好き、野菜が好き、日本の元気を作ってます』というフレーズと共に2人ががっちりと握手し、『宇賀神ファーム!』の決めゼリフで締めるテレビCM風の作りになっています。この“キャラ変”には司会の有吉弘行も『完全に地元のCM取りに行ってますよね?』と笑いながらツッコんでいました」(テレビ誌ライター)

 そんな有吉の指摘が、もしかしたら現実のものとなるかもしれない。栃木県民からは、U字工事を起用したCMに期待する声が挙がっているというのだ。

「10月14日に発表された『都道府県魅力度ランキング2020』(ブランド総合研究所調べ)では、7年連続最下位だった茨城県に代わって栃木県が最下位に転落。日光や鬼怒川温泉といった観光スポットを擁し、宇都宮餃子や佐野ラーメンといった名物グルメがありながら、多くの県民がその結果にガッカリさせられました。一方で最下位を脱した茨城県では、茨城愛を前面に押し出したカミナリや磯山さやからの芸能人が同県の魅力をアピールし、ランクアップに貢献したと評されています。それゆえ地元のとちぎテレビで『U字工事の旅!発見』というレギュラー番組を持つ彼らに、栃木のイメージアップが期待されるのは必然。今回の『宇賀神ファーム』は、格好のモデルケースとなりそうですね」(前出・テレビ誌ライター)

 紗栄子が牧場経営を始めたことでも話題になった栃木県。U字工事が全力で栃木の魅力をアピールするCMが全国で流れる日は近いかもしれない。

(北野大知)

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