ひろゆき氏やYOSHIKIも参戦!「低所得者は牛丼屋でごちそうさまと言う」理論は正しいか

〈所得が低そうな人ほど牛丼屋でごちそうさまと言う〉

 ネット上でこんな「理論」が拡散して物議を醸している。元2ちゃんねる管理人で実業家のひろゆき氏やX JAPANのYOSHIKIも私見を述べて大きな話題となっているのだ。

「問題となっているのは、もともと2014年に投稿されたツイートでした。《言い方は悪いが所得の低そうな人ほど、牛丼チェーン店で店員に「ごちそうさま」と言う(本来不必要なレベルの)礼儀正しさを備えているように思えるのは興味深い》というもので、当時もSNS上では話題になっていました。なぜか、それが9年経った今になって再び拡散していて、改めて議論を呼んでいるのです」(ネットライター)

 では、本当に牛丼屋でごちそうさまを言う人は所得が低いのか。

 ひろゆき氏は、自身は牛丼屋でもごちそうさまを言う派であることを表明した上で、「所得は億を超えてるけど、低いのかな」と語った。また、ひろゆき氏のツイートを見たというYOSHIKIは、自身もごちそうさまと言う派でありながら収入は億を超えていることを明かしている。

「牛丼屋でごちそうさまを言う人ほど所得が低いという理論は、そもそも何の根拠も示されていませんし、ひろゆき氏に言うように『それってあなたの感想ですよね』という話でしょう。ツイッターの投稿者はブログでその真意を説明していますが、かえって炎上していましたね」(フリージャーナリスト)

 いずれにせよ、ひろゆき氏とYOSHIKIという高額所得者の2人がごちそうさまと言っているのだから、結論は明らかだろう。

(小林洋三)

ライフ