「2ちゃんねる」創設者の「ひろゆき」こと西村博之氏が12月9日、ツイッターを更新。「予習」と「復習」について持論を展開した。
ひろゆき氏は「予習する暇があったら、復習に時間掛けた方が記憶の定着には良いのですが、頭の悪い先生は、予習させたがりますよね」とツイート。
そのツイートに貼り付けられた動画には、中学2年生からの質問をひろゆき氏自身が読み上げ、答えている姿があった。質問は「授業中に指されて、まだ習ってない問題を答えなければいけない状況になることがあります。『わからないなら予習しろ!』との話なのですが、いつかは習うものを予習しようと思いません。どうすればよいですか?」というもの。
ひろゆき氏は「『予習して(生徒が)わかるんだったら、あなた、仕事する必要ないんですけど、なんで給料もらっているんですか?』って(先生に)聞いてみてください」と回答。確かにひろゆき氏の言う通りだ。
一方、予習を重要視するのは、お笑いタレントの中田敦彦。2000年1月更新の進学情報サイト「スタディサプリ進路」で、高校1年生から寄せられた「予習と復習、どっちが大事?」という質問に中田は「予習をすると、どこがわからないかがわかる」と回答。予習をすると自分がわからないところを把握でき、そのうえで授業を受けると、理解につながるということらしい。また、予習は仕事のうえでも必要だと説く。事前に仕事内容を勉強しておくと、打ち合わせはスムーズに運び、相手からの評価も高まるという。
「学生の間では、予習と復習はどちらが大事かという話題がたびたび持ち上がりますが、結局、どちらも重要でしょう。予習をすれば授業では理解しやすくなり、復習は理解や記憶を定着させてくれます。ただ、中田さんが言うように仕事では予習がモノを言います。中田さんは自身のYouTubeチャンネルでさまざまテーマを扱っていますが、どれもわかりやすく、説得力もあります。動画の収録までには相当予習をしているはずです」(ネットライター)
とりあえず、社会人であれば予習を徹底したい。
(石田英明)