アイドルやバラエティータレントの不貞スキャンダルといえば、13年の矢口真里（40）や、16年のベッキー（39）が想起される。
「矢口はもともと『モーニング娘。』の脱退理由が、当時は一介の若手俳優だった小栗旬（40）との熱愛でした。高身長イケメン好きの肉食アイドルと認知されていました」（平田氏）
年下の男性誌モデルを自宅の寝室に連れ込み、一戦交えた直後に当時の夫で俳優の中村昌也（37）が帰宅して鉢合わせ。慌てて矢口はクローゼットで隠蔽工作を図った。ベッキーの不貞は相手のバンド名から「ゲス不倫」と呼ばれるが、矢口のそれも負けず劣らずだ。芸能関係者が言う。
「当時の矢口は、アニメ好きを公言しつつも全然知識がなく、炎上したりしていました。仕事には貪欲だけど、トークに中身がない。実際は恋愛にしか興味のない普通の女子だったんです」
とはいえ、自宅で不実をはたらくのはいかがなものか‥‥。尾谷氏がこれに続く。
「結局、そのまま干されましたが、現在はネット番組やBS番組などで無理のない範囲で活躍できている。発覚前が死ぬほど忙しかったという点ではベッキーも同じ。その後の生き方を見ても、矢口は不貞相手と再婚、ベッキーも巨人の片岡治大元コーチ（40）と18年にゴールインし、ともに2児を出産しています。売れっ子タレントの地位と引き換えに、人生においてはそれなりに勝ち組になれたんです」
不貞愛の代償を払いつつも、いいところに落ち着いたと評価するのだ。一方で評価がまだ定まらないのは、今年3月にバツイチの実業家男性との結婚を発表した小島瑠璃子（29）である。20年に漫画家の原泰久氏（48）との不倫略奪愛疑惑が報じられたが、今回の結婚においても、相手の離婚が成立する前から交際していたのではないかという「離婚前交際」がささやかれているのだ。大手事務所関係者がこう言う。
「小島は以前テレビで、『付き合う前にいたします。いたさない前に付き合うってどういう勇気？と思う』と発言したほどの肉食女子。原氏にしても、今回の結婚相手にしても、当人は『交際開始は離婚後』と訴えていますが、交際前の営みが当たり前というスタンスのこじるりが言っても説得力はないかもしれません」
騒動後はテレビ露出も減ったこじるり。「中国ブレイク」は成功するか。
＊週刊アサヒ芸能6月29日号掲載
