今は解消されているが、かつては黒柳徹子と松任谷由実、デヴィ夫人とおぎやはぎの小木博明がそうであったように、テレビ局には「共演させてはいけない」タレントの組み合わせがあり、それを“おくすり手帳”のように各番組で共有しているという。ただし、ある中堅芸人が、明石家さんまと渋谷凪咲というバラエティ界の売れっ子2人を「NG指定」したのは、まさかの理由からだった。(以下は1月5日配信記事を再録)
◆ ◆ ◆
テレビ局には「共演NGリスト」なるものがあり、大御所から若手まで、タレント側からNGが出されればブッキングに配慮が入る。NGの理由は様々だが、ある芸人は些細な事で何人ものタレントにNGを出しているようだ。
その芸人の“共演NG”の話題が暴露されたのはバラエティ番組「これ余談なんですけど…」(ABCテレビ)の12月27日放送回でのこと。この日の放送には、番組MCのかまいたち・山内健司と濱家隆一の他、鬼越トマホークやみなみかわなど、ゴシップに精通する7名の芸人たちがゲストとして出演。2023年を総ざらいし、芸人界の余談トークがさく裂する中で、ある芸人が“面白くない”“ダサい”などというエピソードで大盛り上がりに。さらにはその芸人の共演NGの多さも語られた。
話題にあがったのは、お笑いトリオ・ネルソンズの青山フォール勝ち。かまいたちの大阪での冠番組に出演した際、青山は渋谷凪咲(NMB48)との間に確執ができてしまったという。濱家は当時の事を振り返り、こう語った。
「普通にネルソンズとして出てもらってんけど、どうも様子がおかしいから、青山のロケのやり方とか。変なとこでいくし、いかなあかんとこでいかへんし。で、そこを俺と山内と渋谷凪咲ちゃんでめっちゃいじっててん。そしたら、俺らはまだ先輩やから良かったらしいねんけど、凪咲のことは気にくわなかったみたいで、いま共演NGに…」
ロケの様子をいじられただけで人気バラドルに共演NGを出した青山の話はまだまだ続き、鬼越トマホークの金ちゃんは「青山さん『さんまのお笑い向上委員会』出て、本当に滑りすぎて、逆にさんまさんのことNGにしてるらしいです」と暴露。お茶の間で人気上昇中のネルソンズだが、渋谷もさんまもバラエティ番組に引っ張りだこのタレント。共演NGを出していては出演番組がかなり限られてしまう気がするが…。
(浜野ふみ)