クソみたいな歌!「CDTV」出演バンドの音程外れに「バンド魂を見た」予想外の反応

 5人組ロックバンド「Novelbright」のボーカル・竹中雄大が17日、自身のツイッターを更新。同日放送の音楽番組「CDTVライブ!ライブ!」(TBS系)でのパフォーマンスについて反省した。

 この日はテレビアニメ「弱虫ペダル LIMIT BREAK」のオープニングテーマ「ラストシーン」を地上波初披露したものの、竹中の“歌”がなんとも不安定。ネット上でも「放送事故か」などと突っ込むコメントが目立っていた。

 その反応を見てからか、竹中はツイッターで「ライブ続きだからとか長距離移動が多いからとかそんな言い訳きかないくらいクソみたいな歌ですいませんでした」と謝罪。続けて「自分が情けない。ただただ悔しいです。出直してきます。CDTVライブライブ観てくれてありがとうございました」と、悔しさを滲ませた。

 さらに、約2時間後にはまたも「俺はアーティストだ。いい経験も悪い経験も全部音楽に変えていく。それで沢山の人の心を動かして行くんだ。こんな夜は曲でも作ろう。」とツイートしたが、CDTVのダメージが大きかったことをむしろ伺わせた。

「実は竹中さんの歌でSNSが荒れたのは今回が初めてではありません。昨年7月に放送された音楽特番『音楽の日2022』(TBS系)では、バレーボール日本代表の石川祐希選手が何かに挑戦しようとしている人に届けたい歌として挙げた応援ソング『開幕宣言』を披露。でもここでもピッチが合わず、今回同様にSNSで厳しい指摘を受けました。竹中さんはこの時も、自分の歌が良くなかったことを認め謝罪。次に期待してほしいという内容のツイートしていたのですが…」(エンタメ誌ライター)

 今回2度目の“事故”となったわけだが、それでも逃げずにしっかり反省する竹中には思いのほかエールも多いようだ。

「ファンでもない視聴者の指摘を真摯に受け止める姿勢が素晴らしいという意見や、失敗しても生歌で勝負するバンド魂を応援したいという声も少なくありません。今やアイドルなら口パクは当たり前、ロック系のバンドやシンガーでもライブ用に録音されたものに生歌を被せるリップシンクを取り入れています。これだと大外れにはなりえませんからね」(前出・エンタメ誌ライター)

「全力しか出せませんから!」は「弱虫ペダル」主人公の有名なセリフ。そのテーマ曲を歌う竹中には、生歌での全力歌唱で、次回こそ汚名をそそいでほしいものだ。

(塚田ちひろ)

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