映画評論家の秋本鉄次氏が指摘する。
「『国民的朝ドラ』と言われるほど注目されたことで、出演した若手女優はそれぞれが〝その後〟を試されました。そういう意味でいちばん成功したのは、有村架純(30)でしょう」
「あまちゃん」では、小泉今日子演じる天野春子の若き日の役に起用され、聖子ちゃんカットも話題になった。
彼女自身も17年朝ドラ「ひよっこ」でヒロインを務め、その後の〝性長曲線〟も右肩上がり。映画「ナラタージュ」(17年、東宝/アスミック・エース)で初ラブシーンを経験すると、最新作「ちひろさん」(23年、アスミック・エース)では、
「『したくなっちゃった』と彼氏を部屋に誘い、馬乗りになって腰を振りまくっていました」(映画ライター)
織田氏も「作品で脱ぐのは当たり前の思考。ハリウッドの女優路線を突き進む」と、太鼓判を押す。
一方、のんと並び脚光を浴びたのは、赤字経営の北三陸鉄道を救うためPR大使として地元アイドルグループ「潮騒のメモリーズ」を組んだ橋本愛(27)だ。
清純派の殻を破ったのは早く、15年公開の映画「寄生獣 完結編」(東宝)で本格的濡れ場に挑戦。映画ライターが解説する。
「劇中終盤に主人公の染谷将太と結ばれます。橋本はみずからセーター、シャツを脱ぎ、アンダーウエアも外して胸元を押さえながら振り返ると、場面がチェンジ。合体すると、顔をのけぞらせたり、首に巻きつけた腕に力を込めて敏感に感じながら、快楽に溺れていくのです」
グラビアのイメージが強い足立梨花(30)も、女優業での脱ぎっぷりで評価を上げている。主演ドラマ「噂の女」(18年、BSジャパン)の第3話では、肌着姿で寝ている男の布団に潜り込み、「欲しいの、大輔さんが欲しいの」とささやきながら強引に唇を奪うと、男の上にまたがってワイシャツのボタンを外し、〝本番〟に突入していくのだ。
さらに、昨年のドラマで話題となった「復讐の未亡人」(テレビ東京系)でも破廉恥場面が用意されていた。
「最終回で足立が開いた盛大な結婚式のシーンで、新郎新婦が座る背後の巨大スクリーンに、足立が新郎とは別の男とベッドで激しくまぐわう映像が流出。様々な体位のプレイが公開され、あまりの復讐劇に足立が崩れ落ちるのです」(芸能記者)
「あまちゃん」では、人気グループ「アメ女(アメ横女学園芸能コース)」の絶対的センターとして君臨。4Kより鮮明に焼き付いた艶技の連発で、今でも〝後輩〟のお手本となっているのか。
(つづく)