NHK「どうする家康」が低視聴率で惨敗中「原因は不倫の広末涼子」ってどういうこと!?

 現在放送中の嵐の松本潤が主演するNHK大河ドラマ「どうする家康」。物語も後半へと差し掛かったが、第30話までの平均視聴率は11.52%。これは昨年の「鎌倉殿の13人」の12.62%を1%以上も下回り、19年放送の「いだてん」の8.16%に次ぐワースト2位の記録となっている。

 戦国三英傑の1人で圧倒的知名度と人気を誇る徳川家康が主人公で主演が松潤と来れば、当然ながら高視聴率が期待されていた。それだけにこの視聴率は「惨敗に等しい」といった声も聞かれる。ネット上では視聴率低迷の原因にジャニー喜多川氏の性加害問題が挙げられているが、業界関係者はどのように見ているのか。

「性加害問題の影響は少なくありません。特にNHKは民放に先駆けてニュースでこの問題を報じ、5月には『クローズアップ現代』で取り上げています。例年に比べると春先以降はプロモーションも消極的でしたね」(テレビ誌編集者)

 ただし、原因はこれだけではないという。

「昨年の『鎌倉殿の13人』は放送中もほぼ毎週のように作品に関する内容について各メディアが取り上げていましたが、今年はかなり少ない印象です。その理由として、性加害問題に加え、広末涼子の不貞騒動、福原愛の長男連れ去りをめぐるドロ沼裁判といった超ド級の芸能ニュースが相次いで報じられたことも関係しています。そのため、ドラマ自体の注目度が薄れてしまったんです」(前出・編集者)

 また、肝心のドラマの中身についても不満の声が聞かれる。

「物語前半に、松本と有村架純演じる正室・瀬名(築山殿)とのシーンがかなり多かったんです。実は、今年1月に公開された木村拓哉が織田信長を演じた映画『レジェンド&バタフライ』でも、正室・帰蝶役の綾瀬はるかとの恋愛時代劇のようなストーリーに賛否がありました。どちらの作品も戦国時代が舞台にもかかわらず、戦さのシーンが少なく、王道の時代劇を期待するファンには物足りなかったのでしょう」(前出・編集者)

 大河ドラマの中ではコメディ色が強いが、《時代劇は普段あまり見ないがこれは面白い》《作品自体のクオリティは高い》など支持するファンも少なくない。後半の巻き返しが期待される。

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