TBS系お昼の情報番組「ひるおび」はこの今年15年目に突入。番組開始からMCを務める恵俊彰の出演者イジリもすっかりおなじみになった。とりわけ、気象予報士・森朗氏へのねちっこいカラミは同番組の名物となっている（1月17日配信記事より）。
「人を追い込むのはやめましょう」
タレントのふかわりょうが生放送中に番組MCの発言をたしなめたのは、1月16日放送の「ひるおび」（TBS系）。お天気コーナーで司会・恵俊彰が、気象予報士の森朗氏に詰め寄る場面が幾度もあったという。
「この日、取り上げたのは1月14日土曜日の気温。東京では最高気温が17度に達すると予想されていたものの、実際、日中の気温は7度か8度ほど。司会の恵さんは予報がはずれたことに『17度いくとか暖かい予想してましたから』『寒かったんでね』『寒かったですよね』とチクリ。執拗な追及に視聴者は《またハラスメントが始まった》《森さんイジメるのやめてほしい》といったコメントが噴出。ネット上では、恵さんの執拗なイジりは『モリハラ』と呼ばれるほど認知されています」（ネットライター）
番組では14日の気温について、森氏が改めて解説。東京の最高気温は14.2度だったものの、この気温に達したのが深夜1時過ぎのこと。折れ線グラフのボードを指しながら「（朝の）みなさん起きる時には10度を下回ってまして」と森氏が解説すると、恵は「ほら！ほら！」とリアクション。これにふかわは、「いずれにせよ、人を追い込むのはやめましょう。いずれにせよ」とコメントして、「土下座しないといけないんですか」と言って共演者を笑わせていた。
森氏が「金曜日の夜は暖かったと思うんですよ」と述べると、恵は「はぁ～」と納得した様子だったが、“モリハラ”はこれに終わらなかった。
「森さんは番組が終わる2時頃には都心の雨が止むと予想していたのですが、番組後半には恵さんが『そろそろ雨やんでなきゃいけない時間じゃないんですか？』と圧をかけていました。森さんは『まだあと25分くらい…』と苦笑していました。渋谷駅前の中継でも、雨はやむ気配がなく、通行人はみな傘をさしていました。これに恵さんはニンマリ。対してネット上の反応は《またモリハラか》《モリハラのためにわざわざ中継したみたい》と厳しいものでした」（ネットライター）
番組の終わり、スタジオのモニターには渋谷駅前の様子が映し出され、恵は「渋谷の様子なんですが…。まだ傘をさしている方が歩いてらっしゃいまして。かなりの方がね。車のワイパーも動いているようでして、おそらく雨が降っているんでしょうね」と、予報のはずれを強調。森氏に「やむんですか？」と発言して、そのままエンディングとなった。ちなみに年齢は森氏のほうが恵よりも5つ年上。年長の気象予報士を追い込むシーンに、視聴者が不快感を抱くのも無理はないかもしれない。
