「土用のウナギはご予約を」ツイートで大炎上した環境省のブレブレ感

 7月22日夜、7月27日の土用の丑の日を前にした22日、環境省が公式ツイッターで、「土用のウナギはご予約を」という見出しとともに、「食品ロスにならないように大事にいただきましょう。食べる方はできるだけ予約して、季節の行事を楽しみましょう!」とした投稿への炎上が止まらない。
 
「そもそもニホンウナギは、は、2013年に環境省がレッドリストに掲載し、絶滅危惧にも指定されている。そのため、《環境省が絶目危惧種を食えって意味が分からない》《食品ロスって話ならスーパーやコンビニを指導するべきだろ》などの非難が殺到しているんです」(社会部記者)

 環境省はすぐに当該ツイートを削除したが、それでも炎上は止まっていない。というのも、このツイートに使用されていたうな重の画像が、無断転用したものだったことが発覚したからだ。
 
「環境省は、インターネットで検索してヒットしたものを無断で使用したことを認め謝罪。この画像はもともと『ぐるなび』で使われていたうなぎ店のものだったそうです。それにしても、ツイートの内容といい無断転用といい、環境省の職員の意識の低さには驚かされます」(同前)

 原田義昭環境大臣は「土用の丑の日は非常に大事な食文化ではあるが、ウナギを積極的に食べようというものではなかった」と釈明しているが、ブレブレ感は否めない。

(小林洋三)

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