「バズらせたかった…」ホームレスに嫌がらせした10代少女にあのYouTuberがブチギレ

 3月14日、ホームレスの女性に嫌がらせをする目的で動画を撮影した10代の少女が書類送検されていたことがわかった。

 このホームレスの女性を主役とした動画がTikTok上でバズったため、それに乗っかる形で女性を執拗に追い回す若者が増えていた矢先の事件だった。

 少女らは、この女性を支援するふりをしてコンビニで弁当などを選ばせるも、会計前に置き去りにして笑いながら店を出ていく様子をTikTokに投稿。この動画が問題視され警察が建造物侵入の疑いで書類送検に踏み切ったようだ。

 事件に対しネット上では、「警察がまともに動いてくれて良かった。人を馬鹿にするのもいい加減にしろと言いたい。キチンと反省して女性に謝るべき」「色々と事情があって仕方なくホームレス生活の人もいます。困っている人を助けるのじゃなくこのような行為は許せない」「人の名誉や尊厳が軽んじられないよう、このような事件はどんどん摘発できたらいい」と、さまざまな声が上がっている。

 じつは、あるYouTuberがこの動画について、1月の段階できつく苦言を呈していた。

「登録者数40万人を誇るホームレスYouTuber・ナムさんです。1月22日、ディレクターがこの女性の動画をナムさんに見せたところ、彼は『酷すぎるよ。警察は取り締まってくれないの?腐ってるよね。ホームレス以下じゃん』『ホームレスの逆襲ってのを教えたろうか』と、ブチギレ。さらに『この女性をいじめるのなら俺のところ来いよ』と、男気を見せていたんです。ナムさんの動画の影響かは分かりませんが、問題となった動画を投稿した少女は書類送検。事件をきっかけに、こうした卑劣行為がなくなるといいのですが…」(週刊誌記者)

 バズらせることを目的とした迷惑動画が横行しているが、運営側も取り締まりを強化してほしいものだ。

(佐藤ちひろ)

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