岸田総理のウクライナ訪問を阻む「盗聴器騒動」(1)極秘訪問がスッパ抜かれた!

「どこが〝外交の岸田〟なんだ!」日本の総理が世界のもの笑いとなる事態が表面化した。岸田総理がホスト役を務める広島G7サミットを2カ月後に控え、日本は先進国唯一のウクライナ未訪問というお寒い実情を露呈しているのだ。その裏では支持率が微増で一息ついた官邸に再び冷や水を浴びせる盗聴器騒動が起きていた!

「ウクライナ問題に対する結束を議長国として主導していく」

 ロシアのウクライナ侵攻開始から1年を迎えた2月24日、岸田文雄総理(65)は官邸で会見を行い、対露制裁およびウクライナを支援し続ける考えを強調した。

 政治部デスクが説明する。

「5月19日から開催されるG7(主要7カ国)サミットは岸田総理にとっては一世一代の大イベントです。自身の選挙区である広島から世界に向けて、核なき世界と平和を訴える絶好のチャンスとなります。今年はウクライナ問題が最大の議題になるが、日本を除く6カ国の首脳はすでにウクライナを訪れ、ゼレンスキー大統領(45)への支援を打ち出している。そんな中、日本の総理だけが現地入りしていないという国際批判が醸成されかねない事態になっている。議長国としての重責を担う岸田総理としては、是が非でも現地入りを実現させたいのです」

 国内では「異次元の少子化対策」「予算倍増」など威勢はいいが中身のない発言を繰り返し、国会を空転させている岸田総理だが、今度は世界から口先三寸ばかりで意気地なしというレッテルを張られかねないというのだ。

 世界に先陣を切ってウクライナ入りを果たしたのが当時の英国首相・ジョンソン氏(58)。昨年4月9日、開戦1カ月余りの戦火広がるウクライナを電撃訪問し、装甲車120台などの供与で強力な軍事支援を打ち出し、世界をアッと言わせた。続いて5月にはカナダ・トルドー首相(51)、6月には仏独伊の首脳が3国合同で続々とウクライナ入りを果たしているが、

「実は、この昨年6月のドイツG7の際に岸田総理が極秘で現地入りするプランが練られていました。しかし、諸外国と違い軍隊を持たない日本は総理を警護するための十分な能力がありません。むろん、自衛隊を派遣することも法制上難しく、安全上の問題で計画は幻に終わっています」(政治部デスク)

 この「安全の確保」以外にも、岸田総理の現地入りを阻んでいるのが「国会日程」だという。

 官邸キャップが打ち明ける。

「国会開会中に総理や閣僚が海外出張する際には、事前に報告した上で、承認を受けることが慣例となっている。ところが、1月22日の読売新聞は『首相、キーウ訪問検討』と1面トップで抜いてしまった。これにより、『国会への事前申請』がクローズアップされ、事実上抜き打ち電撃訪問が不可能となってしまったわけです」

 現地入りを事前に公表すれば、むざむざ標的にされる危険性が高まる。実際、諸外国首脳の現地入りは隠密に進められ、実際の移動の際には飛行機を用いず隣国ポーランドから列車で10時間かけるなど、陸路で安全を確保した上でキーウ入りしているのだ。

「極秘の訪問を検討していた岸田総理は『なんで官邸の話が次々に外に出るんだ!』と怒り心頭になったのです。というのも、今年1月に長男・翔太郎秘書官(32)の買い物外遊が一部週刊誌で報じられたり、日銀総裁を巡る人事を新聞にすっぱ抜かれたりしたことで頭を悩ませていたそうです。次から次へと官邸内の話が筒抜けになるため『執務室に盗聴器が置かれている』と大騒ぎになったほどです」(官邸キャップ)

 国家機密を扱う官邸が情報水漏れでは、総理でなくても夜も眠れない失態に違いない。

(つづく)

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