NHK札幌放送局アナウンサーの船岡久嗣容疑者が2月20日、東京都中野区にある女性アナウンサーの自宅マンションに侵入したとして、住居侵入容疑で逮捕された。2月21日、複数のメディアが報じた。
報道によると、船岡容疑者は2月17日夜、20代の女性アナウンサーが住む東京都中野区のマンション敷地内に不法に侵入した疑いが持たれている。船岡容疑者はマンション3階の共有部分で女性アナの知人男性ともみ合いとなり、逃げようと地上に飛び降りた際に負傷。退院後の20日に逮捕された。
船岡容疑者は1999年に入局。大相撲やフィギュアスケートなどのスポーツ中継を中心に活躍。21年の東京五輪、22年の北京冬季五輪のラジオ実況も担当した。NHKでは〝スポーツ中継のエース〟といわれるほどの存在だったという。東京アナウンス室や名古屋放送局、金沢放送局などを経て、22年8月に札幌放送局に異動していた。
一部ネット上では、同局公式サイトのプロフィール欄に「わたしがちょっぴり自慢したいこと」として、「いまのところ、息子二人は父親を尊敬している…はずです」と記されていたことが、〝あまりにも皮肉すぎる〟と話題になっている（現在は削除）。実は、そのことよりも〝皮肉すぎる〟ことがあった。
「船岡容疑者は『偽麿』と呼ばれています。『麿』とは、元NHKで現在はフリーの登坂淳一アナのニックネーム。船岡容疑者は登坂アナに顔立ちや雰囲気が似ていることから、一部では『偽麿』と呼ばれ、親しまれていました。麿と偽麿には、皮肉な共通点があります。本家である麿は、札幌放送局時代のスキャンダルを報じられ、退職後に決定していた民放報道番組のキャスターの座を辞退しています。麿も偽麿も、札幌放送局在職時の出来事で世間を騒がせるとは、なんとも皮肉なものです」（芸能記者）
NHK札幌放送局の男性アナは、お気をつけあれ。
（石田英明）
