中村昌也も宮古島で開業!芸能人のバー経営は儲かるってホント?

 移住先の沖縄・宮古島でバーをプレオープンしたことをインスタグラムで報告した俳優の中村昌也(36)。中村は13年に元モーニング娘。でタレントの矢口真里と離婚。2017年から交際していたグラビアアイドルの森咲智美とも、昨年秋に破局していたことが一部スポーツ紙で報じられていた。

 そんな話題の人物のお店とあって現地でも話題になっているようだが、中村のようにバーを開業する芸能人は珍しくない。例えば、元「DREAMS COME TRUE」の西川隆宏は札幌ススキノ、「さらば青春の光」の森田哲矢は東京・五反田、俳優の山本裕典は六本木に店を構え、現在も営業中だ。また、リリー・フランキーや「クワバタオハラ」の小原正子らも、店を経営したことがある。

 副業で飲食業を始める芸能人は多いが、なかでもバーは人気が高い。その理由について飲食コンサルタントは次のように分析する。

「バーは居酒屋ほど手の込んだ料理を出す必要はなく、仕込みに時間を割く必要もありません。お酒は種類にもよりますがビールを除けば、原価率はほぼ20%以下。ワンオペ、少人数でも接客可能なので人件費も抑えられ、厳しいと言われている飲食ビジネスでも利益を確保しやすいんです」

 しかも「芸能人の店」であれば、それ自体がウリとなる。一般的にバーは常連客で経営が成り立っている店が多いが、新規客を呼び込みやすく、一見客も期待できるという。

「バーを経営する芸能人はスケジュールが許す限り店に出る人が多く、お客にとっては会いやすさも大きな魅力。それに宮古島は東京と大阪からも直行便があるリゾートの島ですし、年間を通じて観光客の来店が期待できます」(前出・飲食コンサルタント)

 自分の名前と顔も活用できるし、飲食業ではリスクも少ない。芸能人にとってバー経営は、ある意味堅実な副業なのかも。

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