次は三浦瑠麗氏? テレビから消えたコメンテーターたち

 20日、東京地検特捜部の家宅捜索を受け、詐欺容疑で告訴された投資会社「トライベイキャピタル」代表の三浦清志氏。これにより人気コメンテーターとして活躍していた妻で国際政治学者の三浦瑠麗氏(42)は突然テレビから消えてしまった。
 
 23日配信の文藝春秋電子版の動画「炎上上等対談」に出演した際、「夫の会社の経営に一切関与しておりません」と身の潔白を訴えたが、テレビ業界では、これまでのようにコメンテーターとして活躍するのは難しいと見られている。

「政治・経済から芸能ネタまで語ってくれる知識人の女性コメンテーターは貴重な存在でしたが、今回の件でミソが付いてしまった。おそらく、レギュラー番組はこのままフェードアウトとなるのでは」(週刊誌記者)

 ちなみにある時期を境に消えた人気コメンテーターとして思い出すのは経済評論家の植草一秀氏(62)。「とくダネ!」(フジテレビ系)や「ワールドビジネスサテライト」(テレビ東京系)などでレギュラーを務めていたが、04年に東京都迷惑防止条例違反で現行犯逮捕されたことを受けて降板している。

 また、16年にはショーンK氏(54)も学歴詐称報道によって「とくダネ!」と「報道ステーション」(テレビ朝日系)を降板、長年パーソナリティを務めていたラジオ番組は打ち切りとなっている。

「ただし、植草氏は国内でもトップクラスの経済のエキスパート。事件後も数多くの著書を出版するなど執筆活動はずっと続けていますし、講演なども積極的に行っています。一方、ショーンK氏は18年にいくつかの番組に出演しましたが最近は目立った活動を聞きません。リタイア生活のような暮らしをしているとの一部報道もあります」(週刊誌記者)

 気になるのは三浦瑠麗氏の今後だが、テレビ業界から干されてしまった場合、いったいどうなるのだろうか?

「彼女は学者で言論人。それに見合う経歴もあります。本人の言う通り、自身が潔白なら執筆や講演、コンサルティングなどいくらでも仕事があるはず。むしろ、本業に専念する時間が増えるのだと思います」(前出・記者)

 大変な状況には違いないが、テレビに出なくなったといって仕事を失うわけではなさそうだ。

エンタメ