1月8日、J2「大宮アルディージャ」がMF三幸秀稔との契約更新を発表した。三幸選手といえば、元タレントで現在はユーチューバーとして活動する木下優樹菜と熱烈交際中。だが成績が振るわなかったために、サポーターや記者の間では事実上の戦力外通告にあたる「0円契約」提示の可能性もあると見られていた。それだけに、首の皮一枚つながったと言っていいだろう。
J1湘南ベルマーレから移籍した昨シーズンは、開幕から5試合連続でスタメン出場。個人としては上々の滑り出しだったが、クラブは2分3敗とスタートダッシュに失敗している。その後はスタメンを外され、さらに右ヒラメ筋負傷の影響もあり、リーグ戦出場はわずか9試合。中盤の要として期待されながら戦力としてほとんど貢献できなかった。
「J2レノファ山口に所属していた16〜19年はチームに欠かせない主軸で、最後の2シーズンはキャプテンを務めていました。しかし、ステップアップになるはずだった湘南では出場機会を得られず、2シーズンで18試合に留まっています。つまり、3季連続で不完全燃焼に終わってるわけです。すでに30歳とベテランのため、今年がラストチャンスと言えるでしょうね」(スポーツ紙記者)
日本サッカー協会直属の養成機関「JFLアカデミー福島」出身の三幸のテクニックは、日本人Jリーガーの中でもトップクラス。ボール奪取能力にも長けているがフィジカルが強いとは言えず、故障も少なくない。
「ポジションはボランチなので経験で補うことは十分可能ですし、クラブも契約したので戦力として見ているということ。ただし、そうした選手でもレギュラーとして必ずしも活躍できるわけではありません。昨シーズン途中から就任した相馬直樹監督の下ではあまりチャンスを与えられておらず、18日からの沖縄キャンプでいかにアピールできるかが重要になってくると思います」(前出・スポーツ紙記者)
ユッキーナは恋人の契約更新について特にコメントはしていないが、きっと嬉しかったはず。彼女のためにも今シーズンは復活した姿をぜひ見せてほしいものだ。