年末恒例の「M−1グランプリ」で長らく審査員を務めてきたタレントの上沼恵美子。21年大会をもって勇退したが、ズバズバとホンネで切り込む攻めの姿勢は変わらない。12月12日放送のラジオ生番組「上沼恵美子のこころ晴天」(ABCラジオ)で最近、何かと話題の公園トラブルについて言及する一幕があった。
きっかけは番組に寄せられたリスナーからのメールだった。その女性は集合住宅に住んでいて、よく2人の子供を連れて敷地内の公園で遊ばせているという。しかし、そこでネックとなるのが公園の真横に住んでいるという住人のおばちゃん。子供が遊んでいると「夜勤明けで疲れてるねん」「窓を開けて寝るので静かにしろ」などと苦情を入れてくるようで、この投稿者も子供を遊ばせていると「非常にうるさい!」と怒鳴られてしまった経験をメールで明かしていた。
このメールを読み上げた上沼は、「子供がにぎやかに遊んでるの、うるさいって耳が感じるっていうのが、さもしいな」とコメント。過去にビーグル犬を飼っていたエピソードを明かし、鳴き声がうるさいと苦情の電話がかかってきた際には、「すいません」と平謝りするもガチャンと電話を切られたという。上沼は「犬と子供とぜんぜん違うんだけれども」と前置きして、こう語った。
「公園の横に家があるっていうのは、そちらが選んでるわけやし、その環境っていうのが、やっぱり諦めやないけど、頭入れとかなきゃ。公園って子供が来るって。あんたが引っ越せと思うわ」
さらに上沼は「子供の騒がしい声ってものすごい平和やで。私はそう思いますけど」として、「このご時世、なんか、子供がキャッキャ言ってるわってなったらホッコリしますよね」と持論を展開。メールにあったクレームおばさんについて、「『寝てへんねん』とか言うんだったらどっかで寝てこい。思うねん、車で寝るとか」「職場で寝てこい」などと述べ、「そういう人はスーパー行っても文句言いよるし」「この世にいらん人ですわ」とクレーマー体質を厳しく非難した。
公園の“騒音トラブル”といえば、長野市にある「青木島遊園地」が話題になっている。「子どもの声がうるさい」という、たった一人の苦情が原因で、自治体は23年3月に廃止することを決定した。
「上沼さんはその後も公園のトラブルについて怒りが治まらず、子供の遊び声は『天使の鈴』『天使の足音』と言い、苦情を入れてきた人物を『人生の先輩なんやろ』と一喝。さらに『住所わかったら行くよ、私』と、現地に乗り込む意気込みを見せたかと思えば、『引っ越せもう!』『引っ越してくれ!』とエキサイト。上沼さんは長野市の公園の騒動については知らなかったようですが、真っ向から苦情に反論してくれたことで、ボヤキのメールを送った投稿主はさぞや溜飲が下がったことでしょう」(芸能記者)
上沼と“苦情おばさん”の一騎打ちを見てみたい気もするが…。