売り場のアイスを舐め…アメリカ版「バイトテロ」に禁錮20年の可能性!

 米テキサス州の大手スーパーで、女性が冷凍ケースの「ブルーベル・クリーマリー」の半ガロンカップのアイスクリームを取り出し、カップの蓋を開けてアイスを舐めた後、再びケースに戻すという動画が、6月29日にツイッターに投稿。動画はたちまちネット上に拡散され、大騒動となっている。
 
「動画が1000万回以上再生されるなか、この事態を知ったブルーベル社は同店に陳列していた全ての半ガロンサイズのアイスクリームを自主回収し、『こうしたいたずらは許されるものではなく、異物混入という悪意ある行為に他ならない』と激怒のコメントを発表したのです」(ネットウォッチャー)

 すると、市警察だけでなく、連邦捜査局(FBI)や米食品医薬品局(FDA)も捜査に動き出し、7月7日、市警察が防犯カメラの映像から女性の身柄を特定、拘束に至ったのだ。
 
「『CBN NEWS』が報じたところによれば、拘束されたのは未成年の少女で、民生用製品改ざんの容疑での逮捕になるという。ツイッターに投稿された動画には『舐めろ、舐めろ』と指示する男性の声も録音されており、声の主は少女の交際相手の成人男性で、こちらも起訴が検討されているとのことです。驚きなのは量刑の重さで、同罪では最大で20年の実刑判決が下る可能性もあるという。ただ、今回のように対象が未成年の場合は減刑される場合もあるため、判決によっては物議を醸しそうなのです」(米在住記者)

 日本でも同じようなバカッターがたびたび問題となっているが、罪の重さについても少々アメリカに見習ったほうがいいのかもしれない。

(小林洋三)

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