「インスタグラムね」「あの一連の事件で…」宮根誠司に“勘違い”の指摘続々

 レーンを回る寿司に唾液をつけたかと思えば、卓上のガリを箸で直食いするなど、回転寿司チェーンで撮影された“迷惑動画”が物議を醸している。止まらない被害を受けて、2月14日放送の「ミヤネ屋」(読売テレビ)がこの問題を取り上げたものの、司会の宮根誠司の一言に、《華麗なる勘違い》《誰も訂正しないのか》といったツッコミの声が寄せられている。
 
 この日、未成年のネットトラブルに詳しい全国ICTカウンセラー協会の安川雅史代表を招き、迷惑動画の投稿者の“その後”を解説。ある有名大学に通うA子さんは、かつて迷惑動画を投稿したことで炎上。家族の名前や住所がネット上にさらされると、実家が落書きや投石の被害に遭い、本人も「バイトに受からない」「就職活動で面接に進めない」といった代償を払うことになったという。安川氏は誹謗中傷やデマについては削除可能と解説したが、「本人が投稿してしまった“炎上動画”自体は削除してもらえない」「まとめサイトに載ってしまうと消すのが不可能になってしまう」と、警鐘を鳴らした。

 その後、改めてSNS関連の炎上騒動を振り返る一幕があった。2013年には「バカッター」「バイトテロ」が話題になったが、その理由のひとつに、当時はスマホ普及期でSNS初心者が多かった点を挙げた。さらに2019年にも「バイトテロ」が勃発。進行を務めるアナウンサーはその背景について「インスタグラムが流行るようになりました。ストーリーズという24時間で消える、今度は動画なんですね」「24時間で消えるので時間が経てば他の人は見ないだろうという幻想を抱くんですが、実際のところ録画されるんですよ」と説明した。
 
 これを受けて宮根は、「これ秘匿性が高いなんて言われてますけど、インスタグラムね。今あの一連の事件などで…。ただこれもう、録画されちゃうと、終わりですよってことですね」とコメント。安川氏は「一度誰かが録画してしまった場合は、その人がネットに上げてしまう。またそれが拡散する可能性があるということですね」とコメントしていたが…。

「宮根さんはインスタグラムについて、“あの一連の事件”と関連づけていたのはおそらく『ルフィ』を指示役とする広域強盗事件でしょう。しかし、実際、事件で使われたのはインスタグラムではなく、テレグラム。ロシア製の暗号通信アプリで、時間が経てばメッセージや画像のやり取りは消えるため、スマホの解析が捜査の鍵を握ると言われています。宮根さんの発言には《インスタグラムとテレグラムは別物ですよ》といったツッコミが殺到する事態となりました」(ネットライター)

 インスタグラムとテレグラム、言葉の響きが似ているため勘違いするのも致し方ないかもしれない。

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