中川翔子も悲鳴!マスク氏のツイッター「認証バッジ」変更でトラブル続出の大混乱

 イーロン・マスク氏がTwitterを買収して一部仕様を変更したことによって、現在はすでに終了している「韓国フェア開催中」という文言がアカウント名から外すことができず、食べ放題で有名な「焼肉きんぐ」が公式Twitterで謝罪――。そんな厄介な弊害が同社以外でも起きている。

 11月24日、焼肉きんぐは北海道フェアを開始したが、Twitterの公式アカウントが「焼肉きんぐ【公式】韓国フェア開催中」となっていることに、「Twitterの仕様が変わり、公式マークのついたアカウント名の変更ができなくなりました」と説明。続けて、「現在は『韓国フェア』ではなく『北海道フェア』を実施しております。名称と期間限定フェアの内容が異なり、皆様には混乱を招いてしまい申し訳ございません」と謝罪した。

 これは、Twitterが有料サブスクリプションサービス「Twitter Blue」に加入することで、認証バッジが付けられるように仕様が変更された影響によるもの。なりすましなどを防ぐため認証バッジの付いたアカウントは名前の変更が出来なくなっていることが原因で、世間では《焼肉きんぐは何も悪くないのに謝罪させられて可哀想》といった同情の声が相次いでいる。

「認証バッジ付きアカウントの名前変更が出来ないことで様々なところで弊害が出ています。W杯では日本対コスタリカ戦が終わった今も、サッカー日本代表の公式Twitterは『サッカー日本代表 【11.17(木)】vs カナダ【11.23(水)】vs ドイツ』となったまま。また、タレントの中川翔子はアカウント名を『20周年の中川翔子』としていたことから『わたしは一生20周年の中川翔子で確定だ!』と悲鳴。ピアニストのハラミちゃんもアカウント名を『ハラミちゃん 12月に初のオーケストラコンサート』としていたことから『これは毎年12月にクリスマスライブをやるしかないのか…』と戸惑っています」(フリーライター)

 認証バッジの名前変更不可はいつまで続けられるのだろうか。

(小林洋三)

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