お笑いタレントの椿鬼奴とお笑いトリオ・グランジの大夫妻が11月25日、バラエティ番組「5時に夢中!」(TOKYO MX)にそろって出演。衝撃の借金事情を明かした。
鬼奴と大は2015年に結婚。当時、ボートレース好きの大はギャンブルでつくった多額の借金を抱えており、格差婚として話題となった。だが、17年5月に行われた園芸関連のイベントに夫婦2人で参加した際は、ピーク時には360万円あった借金が94万円まで減ったことを報告。順調に返済は進んでいると思われたが…。
この日の放送では、「借金の実情」についてトークが展開された。大の借金について聞かれた鬼奴は「今もあります」と告白し。17年以降、いまだに借金を完済していない実態を明らかにした。
一方、大は、悪びれることもなくこう語ったものだ。
「結婚してからものすごく減ったんですけど、結局、減らしたことによって、貸してくれるんですよ。枠が広がった。返したことによって、僕の信頼度が完全に濃くなった。50万円返してくれたんだったら、信頼ができたから(次は)70万円ぐらい貸してやるよ、とか」
借金の目的は相変わらずギャンブル。大は「僕が自信を持って言えるのは、生活に困ってお金を借りたことが1回もないこと」と自信満々で言い切り、その理由は、生活費となると「貸すほうも心が辛くなるから」なんだとか。だから、金を借りたい人は「遊びの金を貸してくれ」と軽く言ったほうがいいと「珍アドバイス」まで送った。
これに対し、アシスタントを務めるタレントのミッツ・マングローブは「貸す身としては、切羽詰まって今月家賃払えないとか、別のところから追い立てられているとかにならないと貸せない」と反論。しかし、大は独自の理論を振りかざす。
「家賃払えないから貸しましたでは(貸したお金は)増えないですよね。家賃でしかないんですよ。ギャンブルのためにお金を借りたなら色をつけて返せる。貸す方もゲーム性がある」
社会常識的には大いに疑問符のつく大の考え方だが、意外な一面もあるという。
「8月31日配信の『CHANTO WEB』に鬼奴のインタビューが掲載されました。大は鬼奴の財布からお金を抜いたりもしていましたが、意外と仕事は真面目だといいます。鬼奴が言うには『しっかり台本を読んで、どうしたらいいかを考えてから行く』そうです。また、鬼奴はバラエティ番組のネタ出しを大に相談していて、結果は大のアイデアが採用になっているそうです」(テレビ誌ライター)
だったら仕事だけに集中すれば借金もスピード完済できるはず…などという考え方こそ、大には通用しないのかもしれない。
(石田英明)