「モーニングショー」玉川徹氏の不在を埋めるパフォーマンスに「泣ける」

 安倍晋三元総理の国葬をめぐる“デマ発言”で、10月5日から「出勤停止10日間」という処分を受けたテレビ朝日の玉川徹氏。朝の情報番組「羽鳥慎一 モーニングショー」では、歯に衣着せぬコメントで存在感を示していた玉川氏だが、不在の穴を埋める他のコメンテーター陣の行動が視聴者から称賛を集めている。

「俳優の片岡信和さんが担当するお天気コーナーでは、季節や天気に関連したストレッチをレクチャーするのがいつもの流れ。MCの羽鳥さん、森山みなみアナ、他のコメンテーター陣が一緒にストレッチをするのですが、玉川さんはいつもテーブルから前に出て、全力でストレッチに臨んでいました。謹慎処分前、最後の出演となった10月4日放送回では、衣替えをイメージした肩回りのストレッチに笑顔で挑戦。片岡さんからも『玉川さん、いいですね』と褒められていました」(テレビ誌ライター)

 10月5日の放送では、番組冒頭で羽鳥アナが「今日から玉川さんがですね、10日間、謹慎処分ということになりました」と伝えて謝罪。翌々週の19日から復帰する予定であると説明し、「なぜ今回このような発言になったのか、説明を改めてするべき、そして謝罪をするべきだというふうに私は思っております」と訴えた。

 この日、大きく時間を割いたのは混迷するロシア情勢。ニュースの生放送中に反戦を訴え、その後、軟禁中だった国営テレビの元社員・オフシャンニコワ氏が行方不明になったというニュースを伝えた。SNSでは《ロシアだったら玉川さんも行方不明かな》《ロシアの反戦アナは行方不明、玉川さんは謹慎か》《玉川さんがいたらどんなコメントしてたかな…》といった反応が続々。

 そして玉川氏不在で迎えた気象コーナー。俳優で気象予報士の片岡信和が、気温の急低下を伝え、一般社団法人リディラバの代表・安部敏樹氏に「安部さんがいつまで半袖・短パンでいけるのか心配なんですけど」と述べると、安部氏は「負けないボクは。負けない」と決意表明。その後のストレッチコーナーで片岡が紹介したのは、頭を抱えた時のワキのストレッチ。頭の後ろに添えた手を上に持ち上げながら、左右に上半身を動かした。

「いつになく全力でストレッチに臨んでいたのが安部さん。椅子から立ち上がって、激しいパフォーマンスを見せて、Tシャツの下からお腹を丸出しにしていました。これには視聴者から《玉川さん休みだからみんなストレッチ頑張ってる》《安部さん全力で暴れてて泣ける》《玉川さんの分まで安部さんが頑張ってて泣いた》と称賛の声が相次いでいました」(前出・テレビ誌ライター)

 ツイッター上では「玉川徹の謹慎処分に抗議します」というハッシュタグが急上昇。「お天気ストレッチ」ではいつも玉川氏が全力で臨んでいたため、その不在がより際立ったようだ。

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