今やアイドルに負けない人気を誇る声優。テレカにおいてもそれは同様で、プレミアム価格をつけるカードも少なくない。その中から超人気の高値萌えテレカをピックアップ。
お宝テレカを連発しているクイーンは椎名へきる。90年代後半の第3次声優ブームを牽引し、声優だけでなく歌手としても活躍。写真集もリリースするなど、マルチな活動を行った。
95年にリリースした写真集「plume*plume」の販促用テレカは2万5000円。ドラマCD「リリカルかれんちゃん」のテレカは4万円。ファン垂涎のカードだ。
「涼宮ハルヒの憂鬱」の涼宮ハルヒ役でブレイクした平野綾はアイドル顔負けのルックスでグラビアを席巻。少年マガジンのQUOカードは1万5000円。
声優としてよりも歌手としての活躍が目立つ水樹奈々。02年放送の「NARUTO -ナルト-」の日向ヒナタ役が有名。そんな水樹のテレカはB.L.Tのカードが1万5000円をつけている。
声優テレカの中で最も高値をつけているのは「レモンエンジェル」。ヤングジャンプのカードが2枚あり、3万5000円と5万円という高値だ。理由をテレカ評論家はこう解説する。
「レモンエンジェルは大人向けアニメから派生した3人組のアイドルグループで、アニメの声優も担当しました。テレカが高値をつけているのは声優テレカにしては珍しい水着であることと、世に出回っているテレカが少ないからです」
意外な人のテレカも作られている。「ドラゴンボール」の孫悟空や「ど根性ガエル」のひろし、「いなかっぺ大将」の風大左衛門を演じている野沢雅子だ。自著の宣伝用に作られたテレカで、価格は控えめの3000円。マニアならぜひ手に入れておきたい1枚かもしれない。
美人声優たちの見目麗しい姿が見られるテレカを、発売中の「アサ芸Secret Vol.78」では一挙40枚を紹介。アニメファンならずとも楽しめるコレクションになっている。