「お洗濯のチャンスですね」阿部寛の天気予報が大好評のワケ

「阿部寛の天気予報です」

 8月25日放送のTBS系情報番組「THE TIME,」のお天気コーナーで元気よくタイトルコールしたのは、まさかの本人・阿部寛。TBS前・サカス広場からの中継で気象情報を伝えると、SNSで話題沸騰となり、《見逃した!》《録画しておけば…》と後悔するコメントが殺到している。

 8月26日に公開される映画「異動辞令は音楽隊!」のPRのために、阿部は共演者の磯村勇斗を伴って出演。進行アナが「阿部さん、『THE TIME,』恒例の気温計をお願いします」とアナウンスすると、阿部は手元の気温計を見せながら「え〜、現在、あさか、赤坂の気温はですね、26.8度。ちょっと涼しいですね」とややぎこちないスタートとなったが、徐々に緊張がほぐれてきたのか、その後、磯村との息はピッタリ。
 
 阿部は「まずは西日本の天気です」とコールし、磯村が近畿、九州、四国、中国地方の天気予報を読み上げ、「西の地方ほど晴れやすくなりそうです」と原稿を読み上げると、阿部は「お洗濯のチャンスですね。続いて東日本、北日本の天気です」とアナウンス。その後、磯村の「東京はいつ(雨が)降ってもおかしくない天気です」という予報に、阿部は「今日は傘を持った方がよさそうです」と付け加えた。

 天気予報が終わると、そこへ江藤愛アナが登場。お礼を述べて、「お二人に言われると、『あ、今日、傘持って行こうかな』という気持ちになります」とコメントしていた。その後、2人は映画「異動辞令は音楽隊!」をPR。映画でドラムに初挑戦した話を振られた阿部は、「楽器、いっさいやったことなかったんですけど、しかもドラムというので、練習しても練習しても上手くならなくて、いつも遠くを見ている状態だったんですけど」とドラム指導の先生からもサジを投げられそうになったエピソードを披露した。
 
「映画でのドラム演奏と同様、生番組での天気予報は阿部さんにとっても初挑戦だったのではないでしょうか。それでもどっしりとした安定感がありました。江藤アナが言ったように、阿部さんに低いトーンで『傘を持って行け』と言われると、人気ドラマの名セリフ『バカとブスは…』ではないけれど、つい従いたくなってしまいますね」(テレビウォッチャー)

 8月25日朝、「阿部寛の天気予報」はすぐさまトレンド入りを果たした。見逃してしまった視聴者のためにも、週1ペースでオンエアしてほしい。

(石川ともこ)

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