カタールのアルドハイルに所属するサッカー日本代表MF中島翔哉が、ポルトガルの名門ポルトへ期限付きで移籍する可能性が高まっているようだ。
かつての日本代表レジェンドである中田英寿氏や香川真司らの移籍金記録を大いに上回る約43億円もの大金で、今年1月にポルティモネンセからアルドハイルへ加入していた中島。すでにポルトとは1年間のレンタル移籍での契約が個人間で合意に達しており、残すはアルドハイルとポルトとのクラブ間交渉次第だと報じられているが、そもそも中島がアルドハイルの前に所属していたポルティモネンセもポルトと同じポルトガルリーグに属するクラブであり、わずか半年でのポルトガル復帰の可能性については様々な憶測が飛び交っている。
「“楽しむこと”を最優先事項に掲げ、高額な移籍金や所属クラブの名声にはとらわれない姿勢を貫いてきた中島ですが、さすがに加入したばかりのアルドハイルを半年で期限付き退団したとなれば、ファンも“なぜ!?”と疑問の声を上げることになるでしょう。すでにネットでは、コパ・アメリカで世界との差を痛感した中島がヨーロッパのハイレベルなクラブへの復帰を懇願したのではないか?、18歳の久保建英がレアル・マドリードへの加入を決めたことが心境に変化をもたらしたのでは?などと憶測されています。ただ、いずれにしても日本のファンは中島の“カタール脱出”を望んでおり、『ポルト移籍なら喜ばしい!』『ポルトでプレーする方が楽しみではある』『レベルの高いヨーロッパでやるべき』とのコメントが多く寄せられています」(スポーツライター)
24歳とまだ若く、今後の伸びしろも十分に感じさせてくれる日本のエース・中島だけに、移籍先の選択と決断は慎重に吟味しながら進めていってほしいところだ。
(木村慎吾)