8月13日の試合を終えてホームラン数は34本、パ・リーグの本塁打王争いで独走状態にある西武ライオンズの山川穂高選手。8月14日放送の「サンデーモーニング」(TBS系)で、元広島監督で野球解説者の達川光男氏が好調の秘訣を明かし、その内容から、司会の関口宏から「本当なんですか?」と突っ込まれる一幕があった。
この日、番組では西武ライオンズの中村剛也選手が、8月12日の東北楽天イーグルス戦で450号本塁打を放ったシーンを紹介。これを受けて、御意見番として出演した達川氏は、「おかわり(中村)にね、アッパレあげたいです」と切り出し、「中村が良いバッティングするんでね、その練習を見てね、山川が育ちました」と語り、驚愕の“香水ルーティン”について語り始める。
達川氏は自身の左肩を指しながら、「山川はね、今ね、ここにね、香水というか、匂いが…こうリラックスできるヤツをね、振ってね」と述べ、山川が打席に立ってから左肩を上げる独特のポーズをマネし、匂いを吸う身振りで「こうやってスーッと鼻腔が開いて…」と解説。まるでその匂いが好調の理由かのような言いぶりに、驚嘆した関口がすかさず「本当なんですか?」とツッコミ。すると達川氏は「そりゃあ、このTBSの『サンデーモーニング』で嘘は言えないですよ」と反論。「それでリラックスして昨日もホームラン打ちましたけど」と“香水効果”で本塁打を量産していると明かし、「香水塗ってる選手たくさんいましたけど、ここ(左肩)へ塗ってる選手、あんまりいないですよ」と続けた。
達川氏の解説を受けて、SNS上では《山川さん肩の香水嗅いでたのか。今日からチェックしよう》《打席でリラックスできる香水の銘柄が知りたい》《達川さんの情報網、恐るべし!》などと大反響となった。
「山川選手が左肩に香水をつけているとは初耳です。達川さんは『サンデーモーニング』で嘘は言えない、と自信たっぷりに話していたのでおそらく事実なのでしょう。しかし、この日の放送ではメジャーリーグで活躍する大谷翔平選手の投球イニング数の表記にミスがありました。130回3分の1と伝えた投球回数は、正しくは111回。番組の最後で唐橋ユミさんが訂正してお詫びしていましたが、山川選手の件で同じ轍を踏まないよう、視聴者として祈るばかりです」(スポーツライター)
達川氏の名解説のおかげで、山川穂高選手の打席に新たな楽しみが加わったのは間違いないようだ。