大谷翔平「2ケタ勝利」までの2つの障壁「1つは味方の援護。もう1つが…」

 日本時間の7月29日、エンゼルス・大谷翔平が「投手で2ケタ勝利」の快挙達成にあと一歩で失敗した。
 
 2ケタの失敗はこれで2試合連続。前回23日のブレーブス戦では試合終盤の7イニング目に崩れたが、29日のレンジャーズ戦では徐々に調子を上げていき、6回8安打2失点の粘投、11三振を奪った。だが…、

「快挙挑戦の2試合13イニングでエンゼルス打線は無得点。味方打線の援護に恵まれていないことがあらためて証明されました」(米国人ライター)

 とはいえ、この快挙挑戦のかかった2試合を見てみると、エンゼルス打線の不甲斐なさだけが理由ではないようだ。

「大谷と投げ合ったレンジャーズのスペンサー・ハワードは、期待の若手投手の1人です。チャンスをもらってもモノにできずにいましたが、この日は課題だった変化球のコントロールが良く、調子を上げていました」(前出・同)

 スペンサーは今季初勝利、先発起用の「ラスト・チャンス」と思って投げ込んでいたのだろう。

 また、23日に投げ合ったブレーブスのチャーリー・モートンはチームメイトから人望のあるベテランだ。

「今年11月に39歳になりますが、体調管理、ゲームプラン、トレーニング、メンタルケア、全てにおいて若手がお手本としています」(現地記者)

 モートンに対しては「40歳を過ぎても現役を続けてほしい。そのためには勝ってもらいたい」と、チームが一丸となって応援しているという。そんな勢いが勝利を後押ししたのかもしれない。

 大谷からすると「対戦した相手が悪かった」とも言えそうだ。

 2ケタ勝利の偉業達成には、エ軍打線の援護はもちろんのこと、大谷自身もモートン、ハワードのような難敵に投げ勝つという、もう一段高いハードルを超えなくてはならないようだ。

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